SEOを頑張っても、必ずしも目に見えて結果が出るとは限らないのに対して、「商品数を増やす」という集客力強化の基本対策は 確実に結果が出てきます。
商品数100点のときより1000点のときのほうが、1000点のときより3000点のときのほうが 注文数は増えます。
もちろん、商品数が10倍になったからといって注文も10倍になるとは限りませんが、 100%の確率で増加するのは間違いありません。
ショップ運営の現場では、ごく当たり前の考えとしてやっていることです。
簡単かつ効果的な集客方法(今のところ)
実は、この「商品数を増やす」という集客方法は、あまりに常識的で簡単なことなので、 あまり紹介されることがないようです。
でも、どこのお店も基本手法としてやっていることです。
できれば、現在取り扱っている商品に関連する商材を増やしたいところですが、 メーカーや問屋にあてがなければ、トップセラーを使えば簡単に商品数を増やすことができます。
「トップセラー」は、もしもドロップシッピングが提供するサービスです。
一気に、25万点(最大)もの商品を自社商品として登録することができます。「25万点!?」と驚くかもしれませんが、自社商品として取り入れる方法は、ファイルをダウンロードして、自社サイトにインストール(インポート)するだけです。
エクセルだけは使えるようになろう
ただし、トップセラーを使えるようになるには、エクセルが使えないと話になりません。
と言っても、難しい関数とかマクロなどは不要です。
エクセルやOpenofficeがパソコンに入っていて、それが開ければ、問題ないです。
トップセラーに登録すれば、「商品情報一覧ファイル」を入手することができます。
CSVファイルという形式なのですが、コンマで商品情報が区切られています。
これを、パソコン上で開いて、自社の形式に変更して、管理画面から登録するだけです。
アフィリエーターが2000人を超えるとと、10名くらいはコンスタントにお客さんを送り込んでくれるようになってきました。
しかし、残念ながら、固定費を回収できる(最低限)ほどの売り上げを確保するには、至らず、解約してしまいました。
例えば、このサイトのユーザーで利用率が高いショップサーブの場合、商品情報ファイルの並び方は次のようになっています。
これに対して、トップセラーからダウンロードした商品ファイルは次のような並びになっています。
一列目の品番、二列目の品名は同じ並びになっていますが、三列目以降、並びが違ってきます。ここを修正してやるだけです。
ショップサーブの商品情報ファイル指定の並びに、並び変えるだけです。ここで使う技術はコピペです。
コツとしては、一気にやるのは大変なので、自分の関連カテゴリーを抜き取って、少しずつ変換を行って、なれてきたら一気にやってしまいます。
慣れないうちから、一気にやろうとするとうまくいかない場合があって、挫折してしまいかねないので、小さなところからコツコツと、です。
料理方法はあなた次第
最大15万も20万もの商品を安価に取り扱うことができるわけですが、全部使ってひとりショッピングモールを外部に作ってしまってもいいし、自社がメインで取り扱っている商品のカテゴリーに限定して、ショップ内のアイテム数を増強する方法も取れます。
例えば、こだわりを持って洋服をセレクトしているお店だと、こだわりの商品の隣に、 19800円の羽毛布団だの、ベッドだの、人形などが並んでいると、何のお店かわからなくなりますし、信頼性も下げかねません。
そのような場合は、集客強化用の商品が表に出てこないようにします。
ちなみに、トップセラーの商品には以下のようなカテゴリーがあります。
かなり広くカバーされているので、だいたいのお店では関連ジャンルが見つかると思います。
先行者利益
先行者利益、あるいは先駆者利益とも言います。
Eコマース(ネットショップも含めネットを使ったビジネス)が始まって、せいぜい20年です。
八百屋であれレストランであれ、そのビジネスの歴史は何百年もあることを考えると非常に若いジャンルです。
それゆえ、どきどきみんなが気づかないドル箱が落ちていることがあります。
例えば、ヤフービジネスエクスプレスやリスティング広告やSEOなども同じです。
その有効性に気づいて、いち早く始めた人が、膨大な利益を得ます。
ネットショップそのものを初期に始めた人も「早かった」という理由だけ大きく当たりました。
このように「早い者勝ち」の情報がけっこうたくさん落ちています。
気づかない人はスルーしてしまいますが、「とりあえずやってみよう」と行動の早い人が特をすることが多々あるのがネットビジネスの世界です。
トップセラーですが、有効活用しているネットショップはあまり多くないですね。
こっそり言いますが、今は、まだおいしい時期です。
これが、またヤフービジネスエクスプレスやリスティング広告のように皆んな気づいて算入してくると、急激に効果がなくなります。
そうなる前にアクションが起こせる人が先行者利益を得られるってことですね。