トイレに行くにもスマホ、風呂にもスマホを持っていく人です。どうも。
これが、もし、20代で、彼女と同棲していたなら「(スマホを手放さないのは)確実に怪しい・・・」と思われてしまいそうですが、もはや20代は太古の昔ですから何の不安もございません。
で、何を見ているかといえば、風呂などではyoutubeをたしなみ、ショートタイムなレストルームでは「yahoo.co.jp」でニュースをチェックするのが日課になっています。
で、ビジネスパーソンの端くれとして、いの一番に目が止まるのがAKB48など芸能関係ではなく、ビジネス系の記事になってしまいます。
今回、思わず反応してしまったのが「1万8000円と5万8000円の右房布団 高い方をバカ売れさせたヨーカ堂の秘策とは?」です。
もう、こういう記事大好物です。気になって気になって夜しか寝られなくなりますよね。CEOの鈴木敏文氏によると「経済学では説明がつかない」とのことだったので、なおさら気になります。
で、いきなり答えです。
答えは、「間に3万8000円の布団を置いた」です。
ちょっと待て。
認知的不協和です。
松竹梅の法則においては、「高くもなく安くもない真ん中の商品が売れる」というのが定説です。しかしながら、今回の記事の場合、後から置いた「3万8000円の布団がバカ売れした。」という結果を期待するところが、もっとも高額の竹「5万8000円がバカ売れした」とは、一体どーいうことなのか!?って思いますよね。
記事を読み進めたところ、明確な理由は提示されず、「なぜそうなのか明確な理由が検証されていんるわけではありません。」とのことです。
つまり、なぜ一番高い羽毛布団がうれたのか、「販売側もわからない」ということです。
という話、それはそれで参考にしつつ、この記事、2018年7月22日11:50にヤフーニュースの1記事として、「NIKKEI STYLEから」という位置づけで配信されておりました。
推測ですが、この記事は「NIKKEI STYLE」の広告用の記事として配信されたのではないか。NIKKEIは、ご存知「日経新聞」で、その関連会社(子会社?)の日経BP社の運営するサイトです。
日経と言えど、色々なサイトを運営するものの、閲覧ユーザーがいないことには成り立たないので、自社サイトの1記事を新規ユーザーを獲得すべく、PVを上げるべく、出版業を盛り上げるべく、yahoo内に出稿したのではないかと。(出版系の知り合いはいないので、そのへん教えてくれる人いましたら教えて~。)
結果、いろいろ調べてみたところ、この記事の元ネタは2013年8月出版の「戦略思考トレーニング2 (日経文庫)でした。
ええ。ちゃっかり買いましたよよ。
出版社の思惑通り!?お買い上げ~(著者の別の本もまとめて2冊)