無料集客の最前線「メディアEC」で集客力をパワフルに!

無料集客の最前線「メディアEC」

メディアECという考え方は10年くらい前からあります。

メディアECは無料で集客ができる最新のやり方と言っても良いと思います。

私もメディアECという言葉がない20年前から普通にやって無料で集客し続けています。

現在は、大手企業から個人まで、知っている人は確実に取り組んでいる確実に集客効果のある手法です。

もし、今、あなたが通販サイトだけしか持っていないなら、ぜひメディアECをやって集客力を強めてみてください。

確実に効果があると思いますよ。

メディアECをわかりやすく説明

まずEC。

ECとは、簡単に言えば通販サイトです。

商品を並べているサイトです。

そして、メディア。

ニュース・メディアというように「情報を発信するだけ」のサイトがメディアです。

情報発信と販売サイトを融合させたのがメディアECです。

具体的には、商品販売ページとは別に、お店のコンセプトや商品の関連情報などを発信していくページを作っていきます。

例えば、以下のような商品(サンプル)。

通常販売ページでは商品写真や簡単な説明を載せます。

それ以上のことをごちゃごちゃ書いてしまっても、お客さんは読まないし、むしろ文字がありすぎて面倒くさいページになってしまいます。

そこで、販売ページとは別のブログで、この商品を仕入れたワケや素材の良さなどについて、とことん語り尽くすようなイメージです。

メディアとしてのブログはあくまで情報発信が目的なので、(買ってくれアピールの)カートボタンを配置することはありません。

でも、このような情報を発信することで、商品ページとは別に集客できる手段を持つことができるわけです。

これがメディアECの考えです。

ECサイトだけだと商品数=ページ数となって集客力に限界があるけど、ECサイトに付随するメディアなら記事は無限に生産することができます。

そもそも論ですが、「ネット検索ユーザーの100%が商品を買おうと思って検索しているわけではない。」ということをECサイト運営者は認識しておく必要があります。

むしろ、「大半の人は情報を入手するため。」「購入前のリサーチのた」に検索していると考えておいたほうが良いでしょう。

アラブの絨毯【じゅうたん】事件

実は事件ではないのですが、ネットショップが始まった1990年代の半ば以降の「あるある」の話をひとつ。

この話は、うろ覚えなのでほぼフィクションですが、いろいろなジャンルで同じことが起きています。

今でこそ、SNSやブログ、ユーチューブを使って誰でも情報発信ができます。

でも、インターネットが日本に入ってきた1990年代なかばころは「ホームページが作れる人だけ」が情報を発信できていました。

当時、アラブの絨毯【じゅうたん】のコレクションが趣味の佐竹さん(仮名)は、ホームページ作成が得意で自分が買った絨毯のコレクションを公開していました。

デザインや肌触り、質感、また値段など、うんちくを垂れ流していました。

アラブのじゅうたんに興味がある全国の人たちが、佐竹さんのホームページを毎回楽しみにしていました。

徐々にファンは増えてきて、「私に売って欲しい。」という声が多数寄せられるようになりました。

そこで、佐竹さんは、行き着けのじゅうたん屋さんと交渉して仕入れさせてもらうことに。

そして販売サイトを立ち上げファンに販売を開始しました。

以上、まさにメディアECの元祖です。

今で言う「ECサイトあってのメディアEC化」とは逆のパターンです。

昔は『情報を発信しているうちに「売ってくれ」という声が増えてきたのでネット販売を開始した。』というパターンが非常に多かったのです。

今も、インスタやyoutuberがフォロワーを集めてからオリジナルグッズを販売していますが、まったく同じことです。

メディアECをやるなら無料Wordpress

じゃ、「メディアECってどうやるの?」ということですが、それはWordpress(ワードプレス)を使います。

wordpress(ワードプレス)とは何か?わかりやすく説明」を読んでもらえればわかると思いますが、無料でブログを作れるシステムです。

それを使って自分の店の様な情報を発信していきます。

SNSもメディアなので、お客さんの層が20代の「女子」なんて場合は、ブログよりもインスタのほうが適切な場合があります。

実は、このWordpressですが、ネットショップ初心者には、ちょっとだけ難しいかな?という感じです。

初心者専門!?のbase(ベイス)は、そもそも、このWordpressが使えません。

なので、使える通販開業サービスを利用するか、別サイトとしてメディアを立ち上げる必要があります。

例えば、通販サイトは「https://peppepe.co.jp(ぺっぺぺ)」というドメインだけどメディアEC用に「https://peppepe.com/」という別ドメインを取って立ち上げる必要があります。

base(ベイス)はインスタントでお手軽で良いのですが、本格的にECをやろうと思うと、じゃっかんおもちゃ感を感じてしまいますね。

ネタ無限と集客最強のメディアEC

当店も「メディアEC」という言葉が取り沙汰されるよりはるか昔、2000年ころからアラブの絨毯にならって情報を発信しています。

ブログが中心ですが、やはりブログ記事経由のお客さんが非常に多いですね。

商品ページは「買う覚悟のできている人」だけに意味があって、情報収取の段階の人には意味がないんですよね。

比較検討中の人に向けて、情報を出しホーダイにして納得してもらうのがメディアECの目的と言えます。

商品Aの商品ページがあったとして、その商品Aから連想ゲームのように周辺情報をかき集めて記事を作成しますのでネタは無限大です。

だから、考えたら考えた分無料集客のルートができるイメージなのがメディアECです。

例えば、「安眠できる枕」を販売している場合。

商品ページは安眠枕の情報しか書けません。

でも、メディアEC上では、「枕の歴史」「枕の素材」「睡眠の科学的な話」「夢の話」「いびきの話」などなど。

いくらでも派生させて記事を作ることができます。

「安眠枕」の販売ページだけだと「安眠を求める人」しか集まりませんが、「いびきの話」を書いていれば、いびきに悩む人までも集客できてしまうわけです。

その他、寝室の風水の話や、飛躍して宇宙の話など。

まくら1つとっても、いくらでも話の幅は広げられます。

これぞメディアECのなせる技です。

とは言え、実はECサイト運営者の悩みは「ブログのネタ」

そんなECサイト運営者のために次のような無料記事も用意しています。(これも2021年以降リニューアル予定)