「予約のシステムを使いたい。」というのはネット系の企業よりもリアルのビジネスのほうが多いかもしれません。例えば、飲食店や美容室、整骨院、貸し会議場などがいろいろあると思います。そういった企業が予約システムを導入する場合2つに分かれそうです。
(1)アプリ
(2)Webアプリ
※「アプリ」の正式名称は「アプリケーション」
(1)は、スマホにダウンロードして使います。(2)はパソコンやスマホのアプリのSafariやChromeを窓口にしてWeb上のアプリを利用します。どちらもメリット・デメリットはあります。費用も違います。費用は特に桁違いです。アプリは100万200万というのが当たり前の世界ですがWebアプリは数万円~で作れます。
運用コストは金銭的、時間的な面で考えると、スマホアプリの場合、一度作ればそれでおしまいかというと、OSのアップデートなどで、その都度変更を加えなくてはならず、不定期でコストがかかります。Webアプリも、基本的に一度作ればおしまいというわけではないのですが、アップデートの間隔が相当長いです。
例えば、10年前に作ったショッピングカートCGIというWebアプリは、2015年でも稼働中です。パソコン専用ですが、パソコン専用のままで良いなら、とりあえず無期限で利用できます。かかっているコストは、アプリを動かすサーバー代だけです。月額100円程度からですね。
「整骨院をやっているが予約システムを入れたい。お金はあまりかけたくない。」そんな時、「アプリ開発」という選択しか知らないと、費用めんで損をするかあきらめるか、アナログに頼るか。でも、Webアプリという選択肢を知っていたらなら、数万円程度で、整骨院もお客さんも使いやすいシステムができる可能性があります。
予約システム程度なら「CGI」や「PHP」を使ったアプリでほとんどのことができます。プログラミングの技術を持っている開発業者に依頼して作ります。何社かピックアップして見積もりをとって、価格とサービス面を比較して選ぶと良いでしょう。価格はちょっと高くても、ド素人のユーザー相手に親切に対応してくれるところが良いのではないでしょうか。
PS
週に1、2回予約をとっていく店があるんですが、予約やキャンセルは、なんと、このご時世「電話」なんです。もうありえないです。ウェブ上で予約状況は見られますが、「電話」ですから、リアルタイムではないんですよね~。「○(空き)」をウェブで確認して電話したら「ごめんなさい~埋まりました~」って。
ただの客ですが、予約関係を再構築したいものです。「いまだに電話で」に不満を持っているユーザーに対して「Web VIP会員のご案内」として、ウェブ上から予約やキャンセルができる。「電話」会員よりも1ヶ月早く予約が取れる。前もってクレジットカードで支払いもできる。ポイントが「電話会員」の2倍。関係者だけのイベントに特別ご招待などなど。」
月会費わずか500円。200人獲得できるとして、10万円の売上(基本利益100%)。年間120万の売上。予約システムの開発予算は50万以内。5ヶ月で元が取れます。獲得会員が予測を下回っても1年ではペイできるでしょう。2年めからは不労売上120万ですがな、社長。