大学生の知り合いは、ほとんどいないです。でも、知っている数少ない彼らを見ていて思うのは、「おまえらもっと勉強しろや。」ということ。
まぁ、自分は勉強なんかしなかったので言える権利はないんですけど・・・
のほほーんと学生生活を送り、のほほーんと就活をする。
なーんとなく就職して、なーんとなく社会人をやる。
新卒を採用することは永遠にありませんが、「もし新卒を取るなら?」という視点で考えてみました。
この6分野くらい勉強しといてね
就職前に勉強しておいてほしい6ジャンルやとは以下の通り。
1.商流と物流
2.マーケティング
3.セールス
4.システム開発
5.ウェブ関連
6.ファイナンス
「会社に就職してからでないと」できないこともありますが、これら6つは、セルフ座学である程度勉強することができます。
大学のくだらな授業はほどほどに、独学、あるいは、身銭を切ってDMMのWEBマーケケター養成講座とか受けるとか。
社会人の準備してから会社に来いや。
と言いたい。
ま、業界にもよりますが、IT業界ならこの6ジャンルは必須中の必須でしょう。
商流と物流
物流は誰もが知っている言葉で意味もわかると思います。
メーカーから商品が納品され、それを一般のお客さんに運送会社を通じてお届けする。
この流れが物流。
じゃ、商流とは何か。
「カタチのないビジネスの流れ」と言ったらよいですかね。
例えば、「電話でメーカーに在庫確認する。」「ウェブ発注をする」などでしょうか。
それぞれのビジネスの中での、「モノ以外の動き」のことです。
教科書があるわけじゃないんで、これはバイトで学べます。
「その企業や店の物流や商流はどのような感じなのか?」を意識的に見て、首を突っ込んでいく。
それを「意識的」にやるだけで全然違ってきますよね。
マーケティング
マーケティングとは何なのか?
本10冊くらい読む程度で良いですね。
後は、大学生の大半はアルバイト生活だと思うので、勤め先の企業やお店におけるマーケティングを見て分析する。
そして自分なりのプランを考えたり、場合によっては経営層に提案してみたり。
セールス
モノやサービスを売るとはどういうことか。
どのように考え、戦略を立て、売っていくのか。
マーケティングとも絡みますが、「お客さんに代金を頂く」という最終目的を達成するための、最後のポイントではどのようなテクニックがあるのか。
これもわりと書籍で勉強できますね。
アパレルで接客なんかは、かなりいい経験になりそうです。
システム開発
どこの企業でも「業務の効率化」は、常に課題になっています。
「システム開発」と聞くと難しそうですが、「業務を効率的に進める仕組みを作る」ということです。
例えば、「請求書を手書きしている。」と言う場合、「それってエクセルでテンプレート作って、数字だけ入れ替えて印刷すれば早いんじゃね?」という仮説のもと、「請求書のテンプレートを作る。」
こんな単純なこともシステム開発の「うち」に入ります。
もっとも、システム開発と言えば、ITを使った業務効率化の仕組みが多いですが、考え方としては「手書きからエクセル・テンプレートに変更」と言うことです。
ウェブ関連
もはやどんなビジネスのインフラとなりつつあるウェブ関係。
ウェブサイトの仕組みやデザインなど。
ブログでもやってみることですね。youtubeとかでも良いと思います。
パソコンが使えなくても、「スマホだけでyoutube(ブログ、ネット販売)やってました。」的な人材なら、これからは重宝されるんじゃないでしょうか。
ファイナンス
最後は、ファイナンス。
具体的に言うと、経理や簿記など、数字のことです。
「売掛金って何ですか?」とか「減価償却ってなんですか?」
そんな質問はしないでほしいですね。
わざわざ、簿記検定で2級や3級を取る必要はないですが、ファイナンスの初歩的な知識は書籍で十分身につくわけですから、会話レベルで差し支えないくらいの知識は身に着けていてほしい。
さらに、貸借対照表や損益計算書が理解できると最高です。