個人事業主には100万円。
効果絶大です。個人事業主に注目が集まりまくっています。
「聞いたことあったけどよくわからない。」「個人事業主って何?」そんな人も、こぞって調べまくっているようです。
Wikiの説明では「株式会社等の法人を設立せずに自ら営業を行っている個人をいう。自営業者ともいう。」となっています。
その通りなんですが、よくわからないですね。
ここではサラリーマンという働き方と比較しながら、個人事業主について、わかりやすく?、もしかするとわかりにくく?別の視点から解説してみたいと思います。
サラリーマンは王様
サラリーマンに限らず、「お給料をもらう人(給与所得者という)」全般に言えることは王様である、ということです。
どういう点で王様かというと、本来自分でやらなければいけない(身の回りのことの一部)を他人にやらせているしているということです。
他人とは、王様が働く会社・・・
王様が働くというのも変なので、部分的王様とでも言いましょうか。
例えば、税金の支払い。
サラリーマンで、税金の納付書を銀行へ持って行って現金で払ったことがある人は、ほとんどいないでしょう。
天引きではない。会社にやらせているだけ
サラリーマンの場合、給料明細を見ると、税金他、いろいろ引かれています。
これを「天引き」と言とはいますが、言い方を変えると、本来自分でやるべき支払いを会社にやらせているんです。
会社は 、他人(従業員)の各種支払いの代行をボランティアでやっているんです。
ま、「国にやれ」と命令されているからですが。
会社も、「働いた分の給料を従業員に渡しておしまい。」にできたら、どれだけ楽か。
面倒くさいんですよ。とにかく。
会計上の処理も面倒くさいし、銀行に支払いに行ったり、ネットバンキングで従業員に代わって支払ったり。
その他、税務署や市区町村、都道府県の役所、年金事務所などと書類のやりとりなどは最悪です。
役所関係は未だに「紙」ですから、とにかく時間がかかる。
だから、そんな面倒なことを全部会社にやらせているサラリーマンは、半分王様のような感じなんです(そこだけ見ると)。
全部自分でやるのが個人事業主
以上のように、サラリーマンは、いろいろな手続きや支払いを、自分ではやらずに会社に全部やらせています。
一方、個人事業主は、それらをすべて自分で行います。
イラストレーターやデザイナーなど、いわゆるフリーランスとして一人起業している人は、自分自身分だけやれば良いわけですから、たいしたことはないんです。
面倒っちゃ面倒なんですが、それをやってでも大きなメリットがあるから、あえて個人事業主になる人が多いわけです。
手続きやら支払いやら、しくみを理解して自分でやるのが個人事業主。
もちろん、従業員をたくさん雇っている個人事業主もいますので、そういったところは、事務手続き等は会社的になります。
極楽な個人事業主
個人事業主は極楽なんです。
サラリーマンは「イロイロな点で縛られている」と言えますが、個人事業主は、多少の縛りはあっても、ゆるゆるです。
縛りなし、と言っても過言ではないです。
「どういった点でゆるゆるなのか?」については、たくさん項目があるので、全部は書ききれませんが、典型的な例は税金ですね。
サラリーマンの場合は、給料をもらう前に税金が引かれます。
先のように「会社に支払いを代行させている」とも言えますが、税金の額は減らしたくも増やしたくてもコントロール不能です。
そこが大きなポイント。
「今年は子供が小学校に入るから、税金少な目にして手取り増やしたいな。」
そんなことは100%できません。
でも、手続きのもろもろを全部自分でやる個人事業主なら・・・
つまり、お金の面で言えば、自分の意思でイロイロとコントロールできるんです。
結局、ゲームみたいな感じ
無から有を生み出すのが個人事業主です。
でも、個人事業主は紙切れ一枚出すだけでなれるのですが、ビジネスが作れるかどうかは本人の実力次第です。
創作活動、つまり「ビジネスを創る」ことができない人は、実入りがありません。
どこかの会社から仕事をもらうことで生計を立てている人もいますが、これも「受注を創造した」と言えます。
完全に実力の世界です。
チャレンジしたい人向けのゲームという感じです。
個人事業主のステージをクリアすれば、次は、もっと大きな規模が狙える法人設立ゲームに挑戦するパターンもありです。
1社ゲームセットしても、2社目3社目と何回でもリスタートできます。
ゲームオーバーは自分のタイミングで決められます。