今ある機能を使うだけで簡単に売り上げアップ

売上アップ

「売上アップ」を広い意味でとらえると、文字通り数字が上がるのも売り上げアップですが、同じ売上を作るのに、これまで100時間かけていた業務が20時間で済む。」というのも売り上げアップととらえることができます。

多くのお店では「売上を上げるためにいろいろやらなければいけない。」と思っている思います。

「がんばらなければいけない。」みたいな。

でも、実際は、使うシステムを変えるだけとか、今ある機能を使うだけで簡単に売り上げがアップしてしまうこともあります。

ショップサーブにある機能を使って簡単に売り上げがアップした事例を紹介。

クロスセルとアップセル

クロスセルとは、「ハンバーガーおひとつですね?ポテトも一緒にいかがですか?」というお馴染みのやつです。

このクロスセルをシステムで追加するだけで売り上げは自動的にあがります。

今使っているネット通販のシステムにはクロスセルの仕組みはあるでしょうか?

もしなかったら、「その機能がないだけ」という理由で売り逃しをしている可能性大。

「カートに入れた商品に関連する商品を自動的に表示する。」なんてのは、今のネット通販業界ではあたりまえです。

そして、アップセルは、より高い商品を買ってもらう方法です。

いつも「スタンダード」を買っているお客さんに「プレミアムバージョン」をおすすめする、といった感じです。

そういったテクニックは、人対人の接客ではできないので、システムで自動的に行います。

御社の使っている通販システムには、クロスセルやアップセルの機能はありますか?

顧客別マーケティング

CRMと言います。

(A)ヨーグルトを毎日食べる人。
(B)週に2、3回食べる人。
(C)週に1回食べる人。

どれも、お客さんはお客さんですが、同じアプローチではダメですよね。

ヨーグルトのヘビーイーター?に対して、どんどん商品を提案すれば食いついてきますが、週に1回しか食べないレベルのお客さんには、「ヨーグルトを毎日食べよう」のゴリオシは逆効果です。

自分が客だと思って考えるよくわかると思います。

個人的には、車のディーラーさんが新車ゴリオシでした。

口頭で「新車は買わない(買うなら中古)。」とハッキリ伝えているのにも関わらず、会うたびに「そろそろ買い替えどうですか?」。

この人は人の話を聞いていない・・・

そして、不定期に新車のDMのポスティング。

資源の無駄遣い・・・

うざいし、ゴミになるし、迷惑にしかなってないですよね。

ネット通販では、シナリオメールを使って、顧客ランクに応じて、あるいは、商品の使用頻度に応じて、案内のダイレクトメールを作り送信します。

御社は、そこまでやれてますでしょうか?

顧客や会員に対し、「月に1回ドカーンとメルマガを送るだけ。」で終わっていませんか?

それは20年前のやり方。

通販システムにシナリオメールの仕組みはありますか?

それを取り入れるだけで売り上げは、普通に上がります。

不満を与えない納期

納品が1カ月待ちとか、1年待ちとか、モノによっては3年待ちとか。

それを聞くと「すごい人気」というのはわかります。

でも、お客さんは待ちたくて待っているわけじゃないです。

できればすぐに欲しい。

お客さんに、「いつ手元に届くかわからない。」といった残念な状況を提供していないでしょうか?

製造業は1日に製造できる数量が決まっています。

そこに、想定以上の注文がはいると、処理しきれなくなります。

いきおい、お客さんに対しては「〇日待ち」というストレスなメッセージを発しないといけないことになります。

でも、実は、1日の生産量がわかっていれば、予約制にすれば100%解決します。

使うのはバリエーション機能。

バリエーションに在庫数を設定して「9月10日発送分」「9月11日発送分」「9月12日発送分」とするだけ。

10日分が売り切れになっていれば、お客さんは「9月11日分発送」を選びます。こんなかんじ↓。

バリエーション

ウェブサイトに、「ただいまご注意が殺到しておりまして、次回の納品は10月以降になります。」といったぼんやりしたメッセージを書く必要もなくなります。

バリエーション機能を使うだけ、やらなくていい業務はすべてカットできます。

在庫管理のできるバリエーション機能は使っていますか?

ちなみに、バリーエーション機能は、本来、「赤(3個)」「青(5個)」「白(7個)」といった使い方をします。

自社発送が良いとは限らない

月間の出荷量300件くらいまでは、人員1人でこなせるレベルです。

もちろん、モノにもよりますが、一般的にはそれくらいの感覚です。

でも、商品が爆発的に売れる季節があって、「その時期にパートやアルバイトを臨時で雇う。」

そんなことをやっていないでしょうか?

「コストは時給だけ。」と思っていませんか?

臨時出荷シーズン毎に、業務に慣れている人が入ってくれるならそれで良いのですが、毎回求人して面接して、研修をして、とか。

その時間も大きなコストであることを認識してますでしょうか。

出荷代行を使えば、求人も面接も不要。

ババ(ダメな人材)を引くこともありません。

年間を通じて、一時的に人材不足にあんることがわかっていたなら「代行」を使いましょう。

時間、コストが大幅に省けて、結局売り上げアップになります。

「外注するとお金がかかる。」とは言いますが、ちゃんと数字を出して比較したことがあるでしょうか。

これ

今回は、当店が使っている通販システムのショップサーブについて、これまでにない視点で切り込んでみました。

別に好きで使っているわけではないんですが、「しっかりビジネスとして運営できる通販システムは?」となると、ショップサーブになってしまいます。

繰り返しますが、好きではないです。

でも、かゆい所に手が届く必要な機能、欲しい機能を無料で、あるいは、安価に提供してくれています。

大手ショッピングモールをはじめ、他の中途半端な、時代遅れの通販システムを使っていて不満に感じてる企業さんは、一度セミナーなどを聞いてみると良いですね。

ABOUTこの記事をかいた人

ゆるい起業家。ECや飲食、コンサル、投資*などをいろいろやってます。座右の銘は「のらりくらり」。*マルチやネットワークではない。まっとうな投資。