売れているお店は何が違うのか研究

売れてるお店

売れているお店は何かが違う。その何かを探るため、過去にネットショップ大賞に選ばれた、各カテゴリー1位のお店を徹底研究、とまではいかなくても軽く研究してみよう。ちなみに、この大賞に選ばれるのはショップサーブユーザーのみ。

さて、今回はファッション・アクセサリーカテゴリの1位のセレクトショップさん。

懲りすぎず適切なデザイン

デザイナーのウェブサイトのような凝ったデザインではなく、あくまで販売を中心に考えた最低限のデザイン。ショップ名入りのロゴをタイトルに、決して古臭かったり貧相な印象はなし。カテゴリーやブランド名は英語表記で大きさも許容範囲。ナビゲーションなど構造の変な改造もないのでショッピングはしやすい。

商品写真の質が素人にはプロ級

アパレルショップだけあって商品写真の質がプロ級。コンデジやスマホ撮影ではなく、それなりの撮影で一眼レフを使って撮影してそうな感じです。モデルも多様して、ファッション紙さながら。半分以上の商品にモデルが写っているいるのでコーディネートの参考になりそう。ただし、モデルはプロではなさそうですが、素人臭さが一切なくクオリティーが高い。

実店舗ありのため信頼感は100%

よく見ると実店舗がありそう。販売サイトとは別にブログを立ち上げていて、店内の様子や多く人が写っている写真が載せてるので信頼感は100%。これはネット専業のショップには真似できないですが。特定商取引法を見ると法人。これも安心感の獲得に一役買いそう。ま、店舗のあるお店は、あえて安心感を演出しなくても、存在することがわかれば、そのまま安心感につながりますが。

商品ページは疑問箇所なし

シャツ1枚とっても、モデル1,2人のコーディネート。その他、素材感がわかりやすい接写のカットなど含め12、3枚の写真はありそう。基本事項であるモデルの身長や体重も明記。商品説明も、ブランドの紹介にとどまらず、拝啓やストーリーなども読みやすく書かれていて、特別なイイモノであることがよく伝わってくる。欲しくなる。

コンセプトが伝わってくる

FACEBOOK、Instagram、twitterなども活用しているけど、決して「会員登録すると100ポイントプレゼント!」といった宣伝文句などは一切なし。かろうじて「1万円以上は送料無料!」と控えめなフッターに、ちょっとだけアピール。全体を通じて非常にクール。さすがセレクトショップ。年中販促祭りとは正反対のやり方。でも、基本に忠実。「コンセプトは文字で伝えるより感じさせろ」という感じですね。

ABOUTこの記事をかいた人

ゆるい起業家。ECや飲食、コンサル、投資*などをいろいろやってます。座右の銘は「のらりくらり」。*マルチやネットワークではない。まっとうな投資。