海外から商品が入ってくる以前に、その商品を海外で見つけるというステップがあります。海外にも色んな商品があるので、社長や担当者が「この商品が売れる」と見込んで引いてくるわけです。
ここで重要になるのは目利きですね。彼らが海外で見つけた、こんな商品やあんな商品。売れる場合もあれば、売れない場合もある。輸入商社もハズレを輸入してしまって大量の在庫を抱えてしまうのは避けたいので、できるだけ売れそうなものをセレクトしたい。
海外製品が日本に入ってきときは商品名は当然英語やその国の言葉です。これをカタカナに変換して商品名らしくなる場合は特に困らないけど、カタカナにしてもよくわからない商品があるんですよね。実店舗販売なら商品名が何であれ、見て触って気に入れば買ってくれるの品名はさほど問題にはなりませn。ネット販売も、基本的に写真とテキストで説明します。触れないけど、写真と文字情報があれば、どんなものかわかります。
ただ、問題はそこではなくて、商社が引いてきた売れるか売れないかわからない新商品を、果たして探している人がいるのかどうかという点。販売店としても、新商品が売れるかどうかなんてわからないので、簡単に買い取りで仕入れるわけにはいかない。
商品ページは作りますが、商品名がワケガワカラナイので、これでは集客力が心もとない。とい言うか、日本に初めて入ってきた商品ですから、探している人はほとんどいない状況です。
そこで、ブログの活躍。新商品が入った記事を書くだけ。店長ブログの書き方テクニックのひとつですね。でも、その時のブログタイトルや本文の書き方が重要。その商品を探している人が検索しそうな言葉を使ってタイトルを作ります。目安は32文字以内。キーワードの羅列ではなく、意味をなすトピックを書きます。本文もいわゆるSEOを意識した文章。
そして、このブログ記事はオーガニック検索(自然検索)の重要な(LP)ランディングページになるので、商品ページへのリンクを記事内に埋め込んでおきます。できれば、カートボタンも設置しておきたいですが、こういった記事は頻繁に書くので、細かい作業をやってると時間がとても足りないので、タイトル、本文、リンクの1セットで完了。後は、想定したキーワードで検索してきたお客様からの注文が入るのを寝て待つ。在庫は抱えず注文が入ってから仕入先に発注。
これが目利きできない(売れるかどうかわからない)新商品をリスクなく販売する方法。他の同業ショップがやってるかどうかは知りませんが。ただ、「やった!注文が入った!」と思ってメーカーに発注すると、すでに完売、とか廃番とか、そういうことも多々あります。店長ブログも費用対効果を考えないといけないですね。
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