毎年Tシャツを買い換えるのが楽しみなオッサンです。「今年着たTシャツは来年は着ない。」「捨てる。」と言う人も多いご時世。
ネット販売では、Tシャツショップは腐るほどありますが、オリジナルデザインの場合は、割りと参入しやすい業種じゃないでしょうか。
ディズニーはじめキャラクター系とか、どこにでも売っているようなデザインのTシャツは、今さら参入してもライバルだらけで売れない・・・
どうせやるならオリジナル・デザインでしょう。
というわけで、これからTシャツショップを始めたい人に、ちょっと変わったTシャツのネット販売の始め方を提案します。というか、この業界では常識的ですが・・・
ノーリスクで始めるのが基本!
Tシャツ屋を始めるにあたり、「ガーメントプリンター(Tシャツに印刷できるプリンター)を買う。」なんてリスキーなやり方はオススメしません
。極力ゼロ円に近い資金でスタートするのがかしこい方法です。
まずは、Tシャツトリニティー(https://www.ttrinity.jp)にデザイナーとして登録しましょう。無料です。
このサイトでは、デザインデータを登録するだけで、商品ができあがってしまいます。簡単に言えば、Tシャツのオンデマンド印刷です。注文が入った時に、同サイトの運営会社が印刷してお客さんに送ってくれます。
運営者が得られるのは利益のみです。仕入れもないし、送料も発送も不要です。デザインさえ載せれば良いのです。実は私もちゅっかり、やってます。
初めてデザインした、と言っても、文字だけのTシャツが売れました。利益は950円です。
毎日1枚くらい売れてくれたら嬉しいのですが、5年で1枚くらいの売り上げです(爆)もちろん、こんなに売れないのは、デザインがしょぼいのと、宣伝もなにもせずに完全に放置しているからです。
やる気のある人は、次に紹介するサービスを使って、両輪で運営してみてください。
通販アプリで販路を広げる
Tシャツトリニティーでは、Tシャツ、ロングT、ラグランTシャツ、パーカー、スエット、トートバッグなどのバリエーションがあって、何百万点という商品があります。こんな中で売り上げを作っていくのは至難の業です。
しかも、写真がオリジナルのものにできません。できれば、Tシャツ実物の写真を用意したいし、パンツやスニーカーとコーディネートした写真を使いたいですよね。その方が売れやすいですしね。
Tトリニティーの商品画像がこれです。
いかにも合成です。Tシャツが好きな人は、これだけじゃ買えないですよね~
そこで、通販アプリの登場です。ターゲット年齢にもよるとは思いますが、メルカリ、BASEあたりが無料で使えるのですぐにでもゲットしましょう。
そして、TTrinityでデザインをしたものを自分で購入します。サンプルですね。5.6オンスのTシャツで1800円ほどです。ちょっと割高ですが、テスト販売だと思ってください。手元に届いた実物で商品写真を撮って、通常の通販として販売します。
注文が入れば、TTrinityから発注作業をして、お客様にお届けするわけです。在庫を持たずに、モバイルだけでショップ運営ができるので、とても効率的です。副業にぴったりです。
いい感じで売れてきたなら、さらに販路を広げるために、出店料が無料化されたyahoo! shopping(個人事業主か法人の場合)、本格通販アプリのショップサーブでお店を立ち上げて、最終的に5、6店舗を同時並行で運営するスタイルです。
5、6店舗と聞くと「そんなに多くは・・・」なんて思うかもしれませんが、在庫を持たないのは最強です。在庫なしの5、6店舗なんて楽勝ですよ。在庫を持つと、ほんと大変なんですから。あ、売れ行きの悪い店舗、効率の悪いところは、さくっと閉めます。
完全に軌道に乗ったなら
顧客もついて、ある程度売り上げが取れるようになってくれば、本当の意味でのオリジナルTシャツの制作に入ります。ベースTシャツの生地やブランドを自分で選ぶところから始めて、版を作ってシルクプリントです。
シルクプリントは、TTrinityのような印刷と違って、発色性や耐久性、風合いや、枚数を作ったときのコストパフォーマンスに優れます。
原価はTTrinityの半額とまではいかないまでも、かなり安くおさえることができます。そうなると在庫を持っての販売になりますが、もやはリスクはない状態でのストックですから、困ることもないでしょう。