焼き菓子の原価は安く、販売価格に対する利益は多いと言えます。
しかし、1ホールでも数千円程度と「単価」自体が安いので、しっかり利益を出して行こうと思えば、数売るしかありません。
さらに、単価が安い場合は、やはり、費用(コスト)は極力おさえたいもの。
となると、焼き菓子のネット販売に最適なアプリは3つしかありません。
有料無料のネット販売アプリを特徴なども含め3つ紹介するので、お好みに応じて選択してください。
base(ベイス)
ほとんど方が知っていると思いますが、利用料無料のbase(ベイス)です。
東京に本社のある日本企業が運営しています。
base(ベイス)の特徴は、もちろん利用料が無料ということ。
ただし、商品が売れた時に手数料が発生します。
メルカリと同じシステムですね。
その率6.6%(+決済処理1回につき40円)と、ネット販売業界においては、売れた時の手数料は高額な料金体系です。
でも、「1万円売れて700円くらいの手数料ならいいや。」という人にはbaseは向いています。
また、baseの特徴としては、お店作成が超かんたんということ。
スマホアプリだけでお店が作れるほど、簡単な仕組みになっています。
パソコンをつかって、「難しいことをするのはやだ。スマホだけで済ませたい。」という場合には最適なアプリと言えます。
Shopify(ショッピファイ)
世界でもっとも使われている通販アプリです。
月額3,000円ほどはかかりますが、売れたときの手数料は3.6%ポッキリです。
大企業も使うほどの高機能をそなえたアプリがShopifyです。
baseに比べると、じゃっかん使いにくい点はありますが、「利益率はできるだけ大きくしたい。」という方はチャレンジしてみてください。
ショッピファイ関連の日記もたくさんあげているので参考にしてください。↓
Square(スクエアー)
3つ目は、square(スクエアー)。
こちらはアメリカからやってきた決済サービスの無料ネットショップサービス。
もちろん、日本語化されているので英語力は不要です。
当社でも2つほどショップを作っています。
特徴は利用料無料、かつ、決済手数料3.6%(JCBは3.95%)のみというお得な通販システムです。
ただ、問題というか、「ん~・・・」という点が2つほどあります。
1つ目は、無料プランは「独自ドメイン(カスタムドメイン)が使えない。」ということです。
独自ドメインとは、「あなたオリジナルのURL.com」というやつです。
例えば、あなたの名前が「ミサキ」だとしましょう。
https://patissier-misaki.jp
このように世界にひとつだけの、ネット上の住所(ドメイン)を作ることができます。
名刺やショップカードに、世界に1つだけのドメインを印刷できることにこだわる人は、有料プラン(月額1,200円)を申し込むと良いでしょう。
2つ目は、システムがShopifyよりもさらに使いにくいという点です。
もちろん、慣れてしまえばオシマイですが、最初がけっこう苦労します。
30以上のシステムを触ってきた私でさえ、「ん~難しい~」なんて思うほどです。
ただ、独自ドメインにこだわらない場合は、無料+決済手数料3.6%はかなり大きいと思います。
ちなみに、無料プランの場合、お店のアドレスは次のようになります。
https://patissier-misaki.jp