いろんな販売サイトをやってきましたが、ここ10年で見てみると、新しく立ち上げるサイトより、捨てるサイトのほうが圧倒的に多いです。
閉店というと大げさですが、販売サイトの稼働を停止して情報だけ残す(一応アクセスがあるので)。そのうち、そのアクセスも必要ないか、と思いサーバーもドメインも解約するという流れです。現状、ショップサーブの専門店以外に楽天などの、モールだけとなりました。小さい自作サイトは全部閉鎖・・・orz
正直、もうネット販売はダメなのかな?という感覚があったのですが、それはあくまで個人の印象であって、実は、ネット通販の市場は相変わらず<b>伸長</b>でしたね。やっぱり!
ネット通販がパソコンだけなら、おそらくオワコンだっと思いますが、ご存知のとおり、スマホ市場は絶賛拡大中です。プレステとか、ゲーム機からのネット通販利用も少ないけどありますね。
とあるデータを元に、どれくらい伸びているか、わかりやすーく?説明してみたいと思います。
※とあるデータ(参考ページ)
https://netshop.impress.co.jp/node/6428
(【2018年】ネット通販市場は18兆円、EC化率は6.22%、スマホEC市場は3.6兆円)
2010年にあなたがネット通販で使った金額は77,000円でした。
この頃、あなたはアマゾンや楽天しか知りませんでした。でも、アマゾンや楽天では買えない専門店の存在を知り、趣味の分野などで、ちょくちょく利用するようになりました。
結果、
2015年には、気づけば137,000円をネット通販で使っていました。
「ネットショッピングの世界を制覇したかもしれない」あなたは、いつでもどこでも、好きなときに、必要なモノやコト、欲しいモノやコトを、PCやスマホを通じて入手するスキルを得ました。
そして、2018年には、気づけば180,000円をクレジット決済していました。
グラフイメージだとこんな感じです。
ちなみに、カットしている年を入力してみるとこんな感じのグラフになります。
落ちることなくどんどん伸びています。
ネット通販は1995年くらいから始まりましたが、それも含めてグラフにしても、間違いなく右肩あがりです。
もちろん、あなたは、このグラフのような通販の使い方はしていないかもしれません。でも、世の中全体を見たときは、このような流れになっているわけです。
そして、EC化率という言葉があります。世の中のビジネス全体のEC化率です(説明になってない???)。
例えば、近くのコンビニでポテチを現金で買った。→NOT EC
逆に、通販でポテチを買った。→YES EC
電話でホテルを予約した→NOT EC
エクスペディアでホテルを予約した。→YES EC
物販業で言えば、EC化は6%です。
つまり、モノの流れで、通販が利用されているのは100のうち6だけということです。1年間に花王の「アタック」を100個買っているいるけど、通販で買っているのは6個だけということになります。
物販業のEC化率もどんどん伸びています。
ついついスーパーやホームセンターに行って買い物をしてしまう人も多いと思いますが、それも「通販で良いんじゃね?時間無駄だし。」と気づき始めている人が増えているってことですね。
洋服にしろ雑貨にしろ、リアルのショッピングの楽しさは、今のECにはないので、EC化率が100%になることは、今のところ考えられませんが、頭打ちになるまでは確実に参入のチャンスあり、ですよね。
「モノ余りでモノが売れない時代。」という若干ネガティブな考えを持っている人は、この数字を見て、考えを新たにしてみるのも良いと思いますが、いかがでしょう。
儲けるためには成長産業に参入するのが必須ですからね。
PS
目下、バカ売れ商材がないので(><)、いろいろ紹介してくれ。