ショップサーブ等、通販システムを無料で試すときのチェックポイント

通販システム選び

通販システムのショップサーブで通飯やってますが、他にもごちゃごちゃ事業をやってる関係でネット通販の業績は、詳しく見てませんでした。

でも、決算が終わったタイミングで数字を見たところ、前年比200%アップ。

つまり、前年と比べて売り上げ2倍。

マスクとか日用品とか、昨年からのお祭りブームとは、あまり関係のない商材なのに2倍の売り上げになっていました。いい意味で影響はあったのでしょう。

まぁ、嬉しいっちゃ嬉しいんですが、別の事業がそれどころではないんで、プラマイゼロって感じですね。いや、むしろマイナスかも・・・

いずれにせよ、ネット通販に限って言うと、いっときの加熱は若干和らいだとはいえ、まだまだ攻められる業界なのは明白でございます。

そんなわけで通販システムのトライアルについて。

試せないサービスは絶対に使うな。

まず最初に、ネット通販を始めるときに使う通販システムサービス。ほとんどのサービスでは無料トライアルが用意されています。

2週間だったり1ヶ月だったり。

ショップサーブは2週間の無料体験ですね。

「使い勝手はどうか?」
「うちの商材にはマッチするだろうか?」
「必要な機能はそろっているだろうか?」

そんなことをチェックできるのが無料トライアル。

無料トライアルなし。本契約をしないと使えないサービスは超危険なので、絶対に選ばないこと!これは鉄則ですね。

マイナーなサービス(かつ高額料金)ほどトライアルがない印象です。ご注意くださいね。(経験的には、知識のない人をカモにするサービスは、いきなり契約させる傾向がある。)

最初のチェックは商品ページ!

ネットショップで一番重要なページは、もちろん商品ページ。これがないと、そもそも商品が売れませんし、商品ページの「でき」で売れる売れないがきまってきます。

だから、商品ページでは、しっかり商品をプレゼンできる仕組みがととのっているか?ということがチェックポイント。

「商品写真は十分な数載せられるか?」
「SEO設定項目は網羅されているか?」
「説明欄に動画を埋め込むことはできるか?」
「カートボタンを好きな位置に配置できるか?」

などなど。

しかも、それらの操作が、いちいちマニュアルを見なくても、直感的に操作できるか?

まずは、その辺をチェックしたいところ。

決済の種類や手数料

今のネット通販ではクレジットカードが基本です。

でも、PayPayやAmazonペイなどの電子決済も勢力を増してきているので、近い将来は逆転するかもしれません。

よって、クレジットカード決済はもちろん、PayPayやAmazonペイ、Apple Payなどの電子決済に対応しているか?というところがチェックポイントになります。

さらに重要なのはクレジットカードの手数料。

いまだに時代錯誤かと思えるようなパーセンテージを取るサービスも見かけます。

例えば、5%とかですね。とんでもない率です。

そういう手数料を提示しているサービスは問答無用で捨てましょう。

いくら、他の機能が魅力的でも、最終的に高くつきますので。

クレジットカードの手数料は「3.6%台」以下必須です。

スマホに最適か!?

今日アクセス解析を見たところスマホからのアクセスが90%です。つまり、100人中90人はスマホで見てるってことです。

だから、スマホページが作り込めるシステムになっているかどうかってことも、しっかり商品をチェックしておきたいところ。

「レスポンシブがいい。」って人もいるんですが、ブログならまだしも、通販の商品ページが一律レスポンシブだと不都合が起きることがよくあります。

パソコンページはパソコンページで、スマホページはスマホページで、自由度の高い編集ができるかどうか?ってところを、突っ込んでチェックしておきたいところです。

ショップサーブなどは、その点をわかっていていますね。

だだ、個人的にはデザインがクソだと思うので、おしゃれ系の商材の場合はちょっと注意した方がいいかもしれません。

食品とか実用品とかであれば、デザイン云々は、あまり気にしなくてもいいと思います。

最低限のマーケティングツールはあるか?

最低限のマーケティングツールと言えばメルマガ。顧客のメアドに一斉メールを送信できる機能のこと。

この基本的なツールがなかったり、有料オプションだったりすると、ちょっと、サービスの質を疑った方がいいかも。

高度なマーケティングツールが有料オプションなのは、仕方ないにしても、メルマガなどは「イロハのイ」レベルの機能です。

顧客のが増えてくると、メルマガ一通出すだけで売り上げの山を築けます。

ネット通販のメルマガ機能は、言い換えれば超絶に効果のある無料広告です。

メルマガこそネット通販の最強のツールのひとつと言えます。

でも、それが1通◯円だとか、汚いルールを設定しているサービスもあります。

まあ、それは悪、とまでは言いませんが、無料で出せるに越したことはないですよね。極力無料であることが望ましいです。

成功事例はあるか

通販システムを提供する企業は、沢山の通販ショップ・ユーザーを抱えています。

そのなかで、どのお店がどれくらい売っているかってのは、当然わかるわけです。

年間1億や10億と売る実力ショップは、企業側から訪問して、どのような使い方をしているかなど、具体的なノウハウを聞き出します。(教えてもらえる範囲で。)

そして、そういったノウハウを、同じサービスを使う通販ショップ・ユーザーにフィードバックしてくれます。

そうすることで、全ユーザーのボトムアップができ、通販システムを提供する企業の業績も向上するわけです。

つまり、通販システムを提供するその企業は、「単に道具を貸している」に終わっているのか、あるいは、「ノウハウも含めてツールを提供」してくれているか?

そういった点も、若干、玄人的なチェックポイントですが、余裕があればつついて見てください。

「成功店が続々と!」と宣伝するのは結構ですが、その成功のコツを、新規ユーザー期待しても、ちゃんとフィードバックできますか?ってことですね。

まとめ

ネット通販システムを提供する会社の多くは、単にツールを提供しているだけの場合が多いですが、そういった企業の将来性はちょっと不安です。

なぜなら、ツールを提供する企業は掃いて捨てるほどありますから。

差別化のできていない企業はユーザーが離れていく流れになるでしょうね。

しっかり、その企業を選ぶ理由がある企業こそ、長期的にお付き合いできるのではないか、って思います。

ネットショップひとつ始めるのにも、システムを提供する企業の成長性も考慮に入れて選ばないといけない時代になりましたね。

ABOUTこの記事をかいた人

ゆるい起業家。ECや飲食、コンサル、投資*などをいろいろやってます。座右の銘は「のらりくらり」。*マルチやネットワークではない。まっとうな投資。