前回の記事「副業で成功する人はKPIを使っているのかもしれない。」を読み返したところ、「あれ?これってタイムマネジメントのことじゃね?」という個所があってからの今回の記事です。
以前、タイムマネジメントに凝りそうになったものの、その窮屈さの反動で、「スケジュール白紙こそ価値がある」系にシフトしてしまったのを思い出しました。
タイムマネジメントは時間管理と直訳されますが、「時間を管理するってどういうこと?」「それって、スケジュール管理のことじゃねーの?」って思いますよね。
でも、違うんです。おすぎとピーコが似てるようで別人であったり(古っ?)、スターウォーズのキャラのヨーダと政治家の故宮澤喜一氏は別人であるように(もっと古っ!?)、「似て非なるもの」とはこのことです。
どう違うかというと、スケジュール管理はこんな感じ。わかりやすく解説。
「あ、今週金曜14時から16時、仕入先営業マンと打ち合わせだ。忘れるところだった。えーっと、その後は、ちょっと時間空いて18時からゴルフ仲間と飲み会だ。空き時間は靴でも買いに行こうかしら。」
このように、仕事やプライベートの用事をスケジュール帳(アプリ)に書き込んで、忘れないよう、あるいは、ダブルブッキングなどないよう、確認しながらこなしていくのがスケジュール管理です。
一方、タイムマネジメントは、こんなイメージです。
「今日は、企画書の作成に3時間割り当てていたけど実際は2時間で終わった。この種の企画書は次回から1.5時間を目安の仕上げよう。残り1.5時間を別の仕事に割り当てることにしよう。」
「朝の犬の散歩、7時に出ると必ずAさんとばったり。聞きたくもない話を聞かされて10分無駄になる。30分早めたら無駄な10分がカットできる。」
「朝一でヘヴィーな仕事は、精神的に負担がありそうなので、軽くこなせる仕事から取り掛かろう。」
「かといって、重要な仕事は、一番集中できる朝にした方が良い。そこは、案件を見て判断しよう。」
まぁ、例えがイマイチですが、要するに、「スケジュールを立てて、それを実行後に見直して、より効率的で、より内容の濃い時間の使い方ができるよう、反省し、改善したりしていくこと。」という感じでしょうか。
さらに、付け加えるなら、「タイムマネジメントを通じて、より豊かな人生を送れるように、自己実現に近づくように、うまく時間を使いこなそう。」
そんなところまで考えて、スケジュール管理することが、タイムマネジメントということですね。カタカナで書くと軽いイメージがありますが、意外に使いようです。
副業を本気で検討している人は、ぜひ、このタイムマネジメントの考え方、やり方を取り入れてみてください。