オリジナルTシャツをネット販売する場合、オンデマンド(注文後印刷)で作れて発送もしてくれる(ドロップシッピング)サービスがいくつかあります。
ほぼ全部使ってみて至った結論は、Up-T。
結論から言うと、販売用のTシャツを作るならUp-Tがベストです。
なぜ、Up-Tが良いかと言うと理由は6つ。
価格が安い
こちらは販売するわけですから原価は安ければ安いほど良いですよね。
例えば、Oh! Yeahというオンデマンドサービスもあります。
同じオリジナル・デザイン・データ、同じ生地(Print Star)で作った場合、Up-Tの2,200円に対しOh! Yeah3,289円です。
とても販売用には使えないことがわかると思います。
自分用に作るのでも安い方が良いですよね。
発送が早い
また、Up-Tのウリは発送が速い。
宣言しているとおり注文からお届けが5~7日程度です。
発送日の目安が明確にかかれているのも素晴らしい。
T-shirts Tritnityで作ったときは12日くらいかかりました。
Club-Tで9日、Printfulで10日。
Club-Tの発送スピードが圧倒的なことがわかります。
余計なことをしない
Up-TでTシャツを買ったならTシャツは裸の状態で袋に入って届きます。
これは賛否両論あると思いますが、「袋詰はマストだ!」という方はUp-Tは向いていないですね。
袋詰をするとまたコストがあがります。
発送用の袋はしっかり糊付けされているので雨に濡れても大丈夫な仕様です。
そして余計な同梱物が入っていません。
Club-Tなどは、次のようなクーポンが入っていることがあります。
これは「あなたのお店で使えるクーポン」ではなく、あなたのデザインTシャツ販売サイトではなく、「Club-T」でしか使えないわけです。
もちろん、Club-Tに出品していたなら使って貰える可能性はあります。
でも、販売者としてはオンデマンドのサービスは「メーカー」であって、お客さんは自分のサイトへリピートしてほしいのが本音です。
その点、Up-Tは袋にロゴこそ入っていますが無駄のない梱包と言えます。
また、T-shirts Tritnityなどは、はっきり言って過剰包装です。
Tシャツ1枚おくるのに頑丈な薄めのダンボールに入って送られてきます。
しかも、T-SHIRTS TRINITYのロゴがバーンと入っています。
お客さんは、あなたのお店、たとえば店名「おれのTシャツ屋」で買ったのに、T-SHIRTS TRINITYから届くことになります。
「ん?」って思うお客さんもいますから、できるだけ製造メーカーなどは隠したいのは販売者心理です。
でも、Tシャツ・トリニティーは、自社のブランドの認知のほうが優先になっています。
そもそも、割れ物でもないTシャツ1枚や2枚、ダンボールに入れる発想が、EC20年やっている者からしてもありえないですね。
ちなみに、下の画像はClub-TとPrintfulの梱包の表と裏。
Club-Tがゆうパケット(全国一律250円(厚さ1cm未満))、Printfulはネコポス(全国一律385)。
Printful自体は海外企業ですがTシャツの印刷は熊本県天草市でやっているようです。
また、Printfulは、初心者にはちょっと使いづらいかもしれませんが、個人的にはオススメの生地United Athleを使ったTシャツが作れます。
審査がゆるい
ネットで拾ってきた他人の著作物を印刷して売る。
これはNGです。
絶対にやっちゃいけないことです。
でも、「廃番になったあのロゴやデザインの入ったTシャツ、またほしいな。」ってことありますよね。
ない?
個人的にはあります。^^
そんなとき個人用として使えます。
ところが、Pixiv FACTORYなどはチェック態勢が厳しく、本人使用限定でも印刷してくれません。
利用回数に応じで割引
Tシャツをドロップシッピング形式で販売する場合、どうしても利益が薄くなります。
印刷も発送も外注するわけですから当然です。
でも、Tシャツの原価はできるだけ安く押さえたい。
Up-Tでは購入回数に応じでランクが上がっていきます。
初期のブロンズランク(一般)からシルバランクで常時5%オフです。
定番Tシャツも2,200円が、2090円になるわけです。
120円はデカい。
塵も積もれば山となるというように100枚売れたときに12,000円の差ががでてしまいます。
最大10%割引ですから、とりあえずゴールドの状態にしておけば、定番Tシャツは1枚1980円で仕入れができることになります。
ただし、直近6ヶ月の利用回数なので6ヶ月以上、利用回数が0回だとブロンズランクに格下げです。
売って売って売りまくる人には良い制度です。
仕上がりが良い
Up-Tにしろ、Club-TやT-SHIRTS TRINITYなど、オンデマンドでTシャツを印刷している業者はインクジェットプリンターを使っています。
と言っても家庭用の紙に印刷するプリンターではなく、衣類に印刷するための専用プリンターです。
「ガーメントプリンター」と言いますが、いろいろなメーカーが出していて、オンデマンドの各社は、どこのメーカーのプリンターを使っているかは公表していません。
なので仕上がりについては、実際に作ってみないとわからないのです。
仕上がりは問題ないですね。
ただ、セール中のスリムTシャツは、印刷の仕上がりや良いですが、ペラッペラです。
商店街とかで300円で売られているような生地ですね。
白Tで胸一面のデザインをオーダーしましたが、プレスの跡(テカテカ感)があからさまについていて一回洗濯してから着ました。
まとめ
販売者目線でUp-Tがいかに優れていかということについて語ってみました。
一般消費者が、自分のオリジナルTシャツを作るときに、「どこがいいか?」なんて探すこともあるようですが、言ってしまえば、仕上がりはどこも同じ。
だって、どこもインクジェットプリンター使ってるんだもん。
昔ながらのシルクプリントのように人が手作業で印刷しているわけじゃないですからね。
だったら、安いところで買うのが賢いでしょう。