とりあえず起業する人のあるあるは「集客に苦労する」。
起業においては「客」が一番大事なのに、それを無視して、とりあえず起業。
そりゃ、いきなり集客の苦労に直面するわけです。
順番が逆なんですよね。
起業する場合は最初に集客しておく。
つまり、あらかじめ顧客を作っておく。
そうすれば起業の失敗は100%ありえないんですね。
実にシンプルな法則です。
業種によって集客方法は決まっている
私の場合は、ECサイト(ネットショッピング)やリアル店舗ビジネスなどを展開しています。
ECサイトにはECサイトの専用集客手段があり、リアル店舗ビジネスには、それにマッチした集客方法があります。
今回は、リアル店舗ビジネス、つまり、居酒屋やヨガ教室などに限って確実に効果のある集客方法を紹介してみたいと思います。
迷うことは何ひとつありません。
Googleマイビジネス
「飲食店を開業したらホームページが必要。」と思うのは10年前までの考えです。
現在は、ホームページは不要です。
Googleマイビジネスに情報を入力することで消費者が検索したときに1番に出てきます。
「ホームページを作ってSEO対策をする。」といった昔のやり方がいらなくなって、すごく簡単になったと思います。
実店舗の場合は地域特化で検索を考える必要があります。
「北九州 居酒屋」「北九州 イタリアン」といった検索をするユーザーを集客するための対策が必要になります。
それを自分でやる必要がなくGoogleマイビジネスに登録することで、自動的にローカルの検索に対応することができます。
Googleマイビジネスをはじめ今回紹介する集客方法4つをやりきったなら、ホームページを作ったりアメブロでブログをやったり、いろいろ取り組んでも良いと思います。
SNS
無料でかつ絶大に集客効果のあるのがSNS。
飲食店の場合はインスタとフェイスブックです。
インスタは20代30代が中心。
フェイスブックは30代、40代、50代、60代~。
お店のターゲットの年齢層によって使い分けます。
余裕があれば、両方おさえておけば完璧です。
SNSでもツイッターは、じゃっかん飲食店との相性はいまいちです。
もちろん、特徴的なテーマを持った飲食店の場合、ツイッターでの集客が効果的な場合もあります。
ファサード
ネット系の集客はGoogleマイビジネスとSNSだけで十分です。
余裕があれば、ユーチューブなどもいいと思いますがかなり時間がかかるので、楽にやりたい場合、ネット集客はGoogleマイビジネスとSNSの2つだけで大丈夫です。
あとは、近隣の住民や近隣に勤務しているワーカーをターゲットにファサードを整えて集客力をアップさせることです。
ファサードについて意外に意識の低いオーナーが多いです。
飲食店やネイルサロン、マツエク、美容室、ヨガ教室などなど。
ファサードは速攻集客のカナメであると共にお店の個性を一発で表現するための重要な顔です。
混沌とした汚らしいファサードは店舗前を通る人に「お店も汚そう。」とイメージさせてしまいます。
飲食店は清潔感が命です。
・お店があるぞ
・入ってみようか?
この2ポイントについて、「そのように思ってもらえる」ファサードが実現できているかどうか。
「お店がある。」と気づいてもらう工夫も必要ですし「入ってみたい。」と思わせる工夫も必要です。
道行く人は基本的に何も見てないです。
目立たせて気づいてもらうのが大事!
チラシ配布
即効性があるのがチラシやフライヤーの配布です。
アナログで手間のかかることですが近隣住民を取り込むには即効性のある集客方法です。
デジタル化が進むご時世ですが、「紙」を使った集客手段はリアル店舗に限って言えば、まだまだ有効です。
ただし、やみくもにチラシを配布すればよいかというと否。
「いつ、だれに、なんのために、どのように、何を配るか。」
5W1H的なことをしっかり詰めてから配布に望みます。
配布の実践についてもテクニックがあるので、それもちゃんと心得て配布します。
よく、アルバイトの子に「チラシ配ってこい。」と命じて配らせる場合がありますが、やるだけ無駄です。
チラシ配りに向く人材を選び、配り方をちゃんと指導した上で取り組む必要があります。
意外にチラシ配りは奥が深くしっかり取り組めるば集客効果はバツグンです。
店内に適任がいなければ外部から短期で雇う方法もあります。
まとめ(4つ押さえたら楽チン集客)
飲食店の経営において、おさえるべき集客方法は基本的に4つだけです。
1.Googleマイビジネス
2.SNS
3.ファサード
4.チラシ配布
これだけ押さえておけば集客に困ることはありません。
もちろん、「SNS始めました。」でも、コンスタントに投稿をしないと意味がないです。
SNS投稿はアルバイトでもできるので、担当を決めるなり、「1日1投稿」とかルールを決めて「継続的に」施策していきます。
ファサードについては、自分で気づかないことが多いので、常連さんなどに「お店の入り口どんな印象?」と質問して気づいたことを教えてもらうと良いです。
「ちょっと汚いかな。」とか「何のお店かわかりにくよね~。」といった意見を行ってくれます。
ふだん店の前を通る人は、別にお店を探しながら歩いているわけではないので「いかに気づいてもらうか。」というのが大事になります。
もっとも、一等地に出典している場合は、いろいろある集客方法をやらなくても、ふつうにお客さんは入りますけどね。
集客にちょっと不利な二等地や三等地、雑居ビルの2階以上で営業している場合はこの4つの集客方法がバッチリ効きます。