社保の加入義務が「従業員数501人以上の企業」だったのが、2022年に101人以上、そして、矢継ぎ早に2024年10月からは51人以上と改定。
年金運用の台所事情が見え隠れ。
運用する人がボンクラやポンコツが多いので仕方ないけどね。
社保。
最終的には、近い将来、従業員の人数にかかわらず、すべての事業所において、パート・アルバイトも全員(100%)社保強制加入の方向だと予想されているらしい。
今事業をやっている人も、これから起業する人も、このコストは無視できないのではないか、と思う。
会社側としては、社保も含めて人件費。
従業員の多くは、手取りを見て、それが給料と思う。
法定外も含め、福利厚生を受けられていることに感謝の気持ちのある従業員などいないんだろうなぁ~
経営側と従業員の給料に対する認識の違いは永遠になくならないんでしょうな。
さて、これからビジネスを立ち上げる場合は、極力「人を使わない仕組み(いわゆる「雇わない経営」)」を作るのが良いと思う派。
まず、そこを考えたほうが良いと思う。
ちょっと忙しくなったら「アルバイトやパート募集」みたいに簡単に考える人も多いと思うけど、その前に、「忙しくなったけど、オペレーション(業務工程)を改善することで人を雇わずに済むかもしれない。」という考えのもと業務の見直しはしたほうがよさそう。
雇うのは簡単だけど、後々、人件費が自分の首を締めることになることが多いのは、経験しないとわからないけど。
さて、いかに人を使わずビジネスを作っていくか。
そこは、やはりICT、IoT、AIなどの活用、そしてアウトソーシング、外部委託、フリーランスの活用。
それらありきでビキネスモデルを組み立てる。
バイトはタイミー。
「皿洗うだけ。」「ボタンを押すだけ。」とか、作業内容はシンプルでも、どうしても人力に頼らないといけないような作業は、スポット的にアルバイトを使って、社保のコストを回避。
話逸れるけど、よく行く居酒屋のホールスタッフ。
いつも、若い男性や女性が多かったのに、ある時行ったら、ハゲたオッサン。
「あれ何?」って聞いたら「タイミーなんすよ(^_^;)」って。
だよね~
そこ選べなかったのかな~
逆に、お友達の37歳の女性は、タイミーを上手に使って引く手あまたになっているそう。
ICTやIoTを、自社も含め、まだまだ使えていない企業が多いんじゃないかな。
AIなども、まともに使えている会社は、ほぼないでしょうね。当社もだけど。
ネットを便利に使う。
AIを活用する。
このあたりが、次のビジネスモデルを作るときのヒントになりそう。
ちなみに、「ネットを便利に使う。」というのは、ホームページ作ったりSNS運用したりという意味ではなくて、IoT含めて、遠隔操作や自動化、作業効率化という観点で活用するという意味。
例えば、フォロワー2000人程度のインスタグラマーがメッセージ機能で通販をする人がいるんだよね。
このご時世に!
25年前のヤフオクのごとく。
ひとりひとり、メッセージ機能でやり取りして、振込先を送って、入金確認、発送、発送のお知らせ。
30件の注文だと30作業。
これは明らかICTを活用していない。
ECサイトを取り入れるだけで、仕事に要する時間は10分の1以下になるのにね。
まともに使えてない人を見ると、ちょっと悲しくなる・・・
ただ、この種の人たちって、イノベーター理論で言うところの「ラガード」。
意地でもガラケー使うような人たちだ。
そういうターゲット層に売り込みして、説得するとか、超難しいと思う。
すでに、やってる企業がはあるけど「雇わない経営のためのコンサルティング」
今後めちゃくちゃ伸びるビジネスだと思う。
どこの会社も、できれば社保なんか払いたくないから。