スピリチュアルとは日本語で言うと「精神上」のとか「霊的な」という意味です。
でも、普段、話題になる「スピリチュアル」とは、「霊が見える」「前世がどうだ。」「ハイヤーセルフと会話した。」から、ヒーリングやタロットをはじめとした占いまで、全体的なことをぼやーっと指しています。
だから、人によっては「タロットはスピリチュアルではない。」「四柱推命はスピリチュアルではない。」ということもありそうです。
いずれにせよ、スピリチュアルとは科学的に証明されていない目に見えない世界のことを扱うこと全般、という感じです。
「霊などいない。」と全く信じていない人にとっては無縁のジャンルと言えます。
なお、今回の記事は科学的根拠のない話です。
信じるか信じないかはあなた次第。
社名判断への活用
「大企業の社長が占い師のアドバイスを受ける。」ということはわりとよくあることです。
占いを信じるか信じないかはあなた次第ですが、うまく活用する方法はありそうです。
例えば、姓名判断と同じように社名判断に占いを活用する。
画数が良いものを選ぶ。
占いサイトで「グーグル」で診断してみました。
「常に慎重に順序良く事業を進めることができる。」
「実力を備えた結果、自社の行駅を上げるだけでなく他社も救う」
「業績が安定する」
この画数の社名にすれば、実際そのような社運になるかどうかはさておき、自己暗示をかけるというのは良い活用方法じゃないでしょうか。
オンラインの占いが信じられない場合は、ガチで社名判断をしてもらってもいいかもしれません。
常に気持ちが平静に保てる
何か悪いことが起きると他人のせいにする。
当社でも、できるの悪い社員に、しばしば不満を感じるのですが、スピリチュアルでは「何事も自分のせい」という考え方があります。
例えば、ファミレスでウェイトレスが熱々のスープをひっくり返して、それが自分の顔にかかった。
熱っ!
このようなとき、スピリチュアル的思考のない人はウェイトレスに怒りをぶつけます。
怒りの感情が沸き上がり瞬間的に高圧ストレスにさらされます。
でも、スピリチュアル的思考の人は、「顔に熱いスープがかかったのは、自分がここに座っていたから。ただそれだけの理由。」と冷静に対処できます。
いちいち激昂したり落胆することがありません。
日常生活においても、何か不都合があっても、他人のせいにすることなく冷静に対応できるので常に平穏な気持ちでいられます。
現実は自分で作っている
これもスピリチュアルの考えです。
「サラリーマンをしているが残業が多く体力的にもキツい。給料も少ないし買いたいものも買えない。今の生活が苦痛で不満である。」
わりとありそうな話ですが、「そのような現実を作っているのはその人自身。」という考え方です。
確かに、仕事がしんどくて給料に不満があるのなら、さっさと転職すれば良いわけですが、他人に強制されるわけでもなく、自ら進んでその状態に甘んじているのですから、「現実を作っているのは自分」と言えそうです。
このことに気づくと自分の人生を思うようにデザインしていけるようになります。
嫌なことはやらない。
嫌な人とは合わない。
自分の好きなことだけをチョイスして生きていけるよういなります。
他人に感じる怒りは100%自分のせい
社員が期待通りに動かない。
成果を出さない。
いらいらする。
腹立つわ!
こいつらほんと仕事できねークズだ。
このイライラの原因を作っているのは「社員ではなくて自分自身。」というのがスピリチュアル的な考え方。
そういう社員を採用したのも経営者ですから、そこも自己責任。
もともと仕事レベルの低い社員に対して、それよりも高い基準のレベルを期待しているから、常にそれを裏切られるわけで。
これは、キリがないパターンですね。
期待する限り負の無限ループです。
「その人はその人そのまんまで良い。」と、そのままの彼、彼女を受け入れる広い心を持つことがスピリチュアル的には良いとされています。
まあ、でも、なかなか、その境地には至らないですよね。
「ほんと、こいつ、いつも期待外すわ (○`з´○) 」
「この子、アホすぎる・・・」
決して口にはしませんが、会社を経営しているとそんなことばかりですね・・・orz
商品やサービスには念がこもる
スピリチュアルの世界で全般で言われていることではないですが、ビジネスをやるうえで採用したい考えです。
簡単に言うと、「想いを込めて作った商品やサービスは売れる。」というもの。
これまでの時代は、そうでなくても売れていたけど、コロコロコロリン騒ぎ以降は時代が代わり、そういった商品しか売れなくなるというものです。
ん~、詐欺とかは永遠になくならなさそうなので、その考えもどうかとは思いますが、「売れろ!」と念を入れた商品が売れたら楽じゃないですか(笑)
ここ1年で2、3点新商品を発売しましたが、念の入れようが足りなかったようであまり売れていません。
祈祷師でも頼もうかしら。
スピリチュアルは儲かる
困ったときの神頼み。
化学的に証明されていないことでも困ったときはお願い事。
そんなわけで、スピリチュアル業界は、経済規模などのデータはありませんが、がっつり儲けている人もたくさんいます。
最近は、スピリチュアル系youtuberの台頭がすごいです。
今度また、まとめたいと思いますが、霊視、ハイヤーセルフ、前世などのキーワードを使い、それに反応する視聴者を集める。
動画そのものは無料だが、オンラインサロンや有料個人セッションなどでがっつり稼ぐ。
このようなビジネスモデルでガンガン儲けていますね。
儲けるのは悪いことじゃないですよね。
スピリチュアル系のビジネスを「ヤバイ」とか「詐欺」とかいう人もいますが、客が納得して代金を払っている限り立派なビジネスですし、詐欺にもなりませんからね。
物販業と同じです。
不良品を売りつけたらクレームになるし、いい商品を売ればお客さんも喜んでくれる。
余談ですが、個人的には霊感のレの字もないので転職おろか適職でもないです。
やるとすればインチキ占い師や霊感商法ですかね。(やりませんけど)
スピリチュアルの歴史
「スピリチュアル」という言葉が使われ始めたのは、テレビ番組オーラの泉(2005~2009)でしょう。
美輪明宏氏や江原啓之氏、そしてTOKIOの国分太一氏がレギュラー出演する番組です。
ゲストを霊視するという内容ですね。
その前は、「あなたの知らない世界(1979~)」でしょう。
「新倉イワオ」さんとか、名前聞いてぱっと顔を思い浮かべられる人は、わりと同世代かもw
ただ、古くは、家を建てるときのお祓いや気学風水の吉方位(方角が良い悪いという話)など、またゲン担ぎなど。
日本って古くからわりとスピリチュアル信奉系の人は多いのではないでしょうか。