2020年ショッピングカートCGIは完全に終了

ショッピングカートCGI終了

「ショッピングカートCGI」と検索すると、検索ランキング堂々の1位に輝く当サイト内のとあるページ。

1位は輝かしい話ですが、「この時代、時代遅れのゴミ情報を放置していてはいけない・・・」

というわけで、Googleから「モバイル ユーザビリティ」の問題が新たに 検出されました。」との指摘を受けたこともあり、該当ページ含め古すぎる情報を一掃することにしました。

モバイルユーザビリティーの問題

ネット上、必要とされなくなった商品やサービスが消えていったように、かつて、自作系ネット通販で使われていた「ショッピングカートCGI」というツールもネット上での役目も終えています。いわゆるオワコンですね。(5年前には、ほぼ完全に終わってますけどね。)

もし、あなたが、ネット通販は「ショッピングカートCGIでやるものなのか?」といった疑問を持っていたらこのページは実に親切な回答になることでしょう。

これからネット通販のためにショッピングカートCGIを使う人はいません。(いると思いますが、知らないか変わり者)

記念にスクショしておきます。下記の画像は「ルミーズ・ショッピングカート」という無料CGIで作ったサンプルサイトです。物販やダウンロード販売、会員登録にも対応した、当時としては珍しく高度プログラムでした。現在は配布終了。

ショッピングカートCGIを凌駕する無料カートの出現

ショッピングカートCGIが終わった代わりに、今は、CGIでは実現できなかった高度なことも、簡単に、しかも無料で実現できるツールがあります。

その代表例が、通販専用のWooCommerceです。皆様お馴染み、ブログCMSのWordpressのプラグインです。Wordpressにこのプラグインを入れるだけで最新式のネット通販が運営できちゃいます。

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となると、ショッピングカートを使う意味がなくなりますよね。

こちらはWooCommerceで作ったサンプルサイトです。CGIだけではできなかった「あんなこと」や「そんなこと」までできちゃいます。

多少の予算があるなら有料ASPを使うのがかしこい

ネット通販を始める場合、上記のWooCommerceを使えば、運営コストは月額コスト500円程度で済みます(さくらインターネットなどを使う。)。

めちゃくちゃ安く済むのですが、自分でWordpressをインストールしたり、プラグインをインストールしたり。そして、いろいろカスタマイズ等を行う操作に慣れないといけません。

もちろん人にやってもらうのもOKですが、できれば自分で楽しみながらやりたいですね。個人的には。

なお、自作ウェブサイトのときに必要になるHTML、Javascriptなどの専門的な知識やスキルは、ほとんどいらないです。管理画面に慣れるのがちょっと時間がかかります。

やる気や自信のある方は、ぜひぜひWooCommerceの楽しさを味わって頂きたいと思います。

しかし、逆に、IT系が苦手な方や担当者には、間違ってもオススメできません。

「手っ取り早く通販事業を立ち上げたい。難しいことはわからないし、やりたくもない。」そんな方は、ショップサーブをはじめとした、ネット通販が運営できるサービスを使います。(楽*とかは、極力避けたほう良い。→利益が残らない。)

このようなASPは、月額3000円~3万円程度の費用はかかりますが、いったん軌道に乗せれば、それなりのアルバイトだけでもショップ運営ができるので創業者や立上担当者にとっては超絶にありがたいサービスです。

くわしくは、無料セミナーが東京や大阪、名古屋、福岡などで開催されているので「どんなもの?」「何それ?」と思っている方は、ぜひ足を運んでみてください。

デトックスしましょ

当サイトもそうですが、現在運営中のネット通販サイトすべてにおいて、利用ユーザーはスマホからのアクセスが大半を占めます。ほんの数年前まではパソコンからのアクセスが多かったのですが完全に逆点しています。

そんな中、スマホに最適化されていないページを放置するのは、Googleに指摘されるまでもなく、ネットの風紀上好ましくない行為ですからどんどん削除なり、コンテンツをアップデートしてレスポンシブデザインに変更するなどしたほうが良いですね。

古くからウェブサイトを運営している人にありがちな「もったいない精神」は、ある意味老害になりそうです。この機会にサイトないの不純物を排出してみてはいかがでしょうか。気持ちもスッキリしますよ。

自作にこだわる頑固オヤジはモロ圏外

必死で作ったウェブサイト。

何年にも渡り、手塩にかけて育ててきた自作ネットショップ。

捨てがたい気持ちはわかりますが、検索結果を見れば現実を突きつけられます。

当店もHTMLで自作サイトを作り(HTML4)、何年にもわたり検索結果の上位を独占してきた歴史があります。

同業者からは「あの会社にはどうしても勝てない・・・」なんて羨ましがられましたが現在はと言えば・・・

自作サイトの検索結果などはるか圏外、見るも無残です。検索ランキング上位独占など自慢にもならない過去の栄光です。

途中から、ショップサーブへ引っ越ししたサイトなどは、苦労して作りこんできた自作サイトを差し置いて、ひょっこり上位に来ています。

技術的なことを言うと、ウェブサイトを構成しているコードの問題なんですよね。自作時代の古いHTMLの組み方では検索からは嫌わていまいます。

人間も嫌われたら終わりであるように、ウェブサイトも検索エンジンに嫌われると終わりです。

検索エンジンが喜ぶコーディング(HTMLの組み方)を、はじめから組み込んでくれているのがショップサーブなどのASPなんです。そういう意味でも、多少の費用をかけて通販システムを使う理由があるってことですね。

道連れを食らう危険性

ひとつ注意したいのは、通販システムを提供するASPに入居する店舗のHTMLのコーディングは全店共通です。 お店それぞれで異なるのは、コンテンツ(写真や文章、イラストや動画)だけです。

そして、各ASPは検索になじむような設計に務めています。

ところが、自社のユーザーの検索結果を上げようと、ASP自体が変なことをやってしまったことがあります。それが原因で検索エンジンに嫌われ、契約ユーザー(ネットショップ全店)まるごと道連れペナルティー(圏外)。といった表には出てきていないニュースもあったりします。

通販サイト選びでは、その会社(ASP)が真面目にやっているのか、それとも姑息な手段を使っているのか、その点もチェックする必要があります。

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ABOUTこの記事をかいた人

ゆるい起業家。ECや飲食、コンサル、投資*などをいろいろやってます。座右の銘は「のらりくらり」。*マルチやネットワークではない。まっとうな投資。