まだ無料で使えるショッピングカートCGI

初めてのネットショップで使ったショッピングカートCGIは、WEB寺子屋さんというウェブサイト(現在出てくるのは別物)のCGIでした。

けっこう使い勝手良かったのをおぼえています。

2000年代はショッピングカートCGIブームというか、「素人でも無料で(当時)本格的なネットショップが持てる!」ということで猫も杓子もCGIという時代でした。

現在はもちろん、ショッピングカートCGIを使ってネットショップを作る人は皆無どころか、CGIの存在さえ「なかったこと」世の中になってきていますね。

さびしい・・・とは思いませんが、今ショッピングカートCGIを探している人(いないと思いますが)のために、過去記事を加筆しました。

KENT WEB

https://www.kent-web.com/

CGIと言えば「KENT-WEB]言われるほど超メジャーなCGI配布サイト。

知らない人はいませんよね。(最近の人は知らないけど)

このサイトでも「買い物カート」というカテゴリで3種類のショッピングカートCGIを配布しています。

今回は「ノンクッキー式」をテストしてみました。

よく出来ていて「機能」は良いんです。

別に文句はつけません。

でも、でも、やっぱ商品ページは好みのデザインにしたい。

残念ながら商品ページはテンプレート式ではありませ。

デザインやレイアウトを変更する場合は「.cgi」のファイル内を手作業で編集しないといけない。

PERLの知識がいるので私はムリでーす。

CGI pal

http://cgipal.com/

かわいらしいウェブサイトのCGI palさん。

もしかすると、女性プログラマーさんが運営サれているのかもしれません。

無料CGIでありながら、会員制、ポイント制、挙句のはてに携帯モバイルショッピング(スマホ非対応)にまでも、がっちり対応。

さらに、さらに、定形外郵便の送料(つまり重量別送料)にまで対応。

ショッピングページ(商品ぺージ)はテンプレート式なので、自サイトのデザインレイアウトをそのままショッピングカート画面に持っていけるという涙モノのCGIですね。

「とにかく高機能な機能が欲しい」という人には★★★★★かも知れません。

システム上のデメリットとしてはJavascriptが多様されているのでSEO対策では苦労しそうです。当サイトの動作サンプルは。デザイン等変えず、デフォルトのままです。

CGI RESCUE

https://www.rescue.ne.jp/

今も健在!CGIの大御所サイトです。

CGIの数で言えば最大じゃないでしょうか。

「何か欲しければきっと見つかる!」と言えるほど種類が豊富です。

ショッピングカートCGIについては7種類あります。

個人的には、「ショッピングバスケットプロv6」を2000年頃に使っていたのですが、物足りなくなり、このプログラムを参考に新しいカートCGIを開発したのを懐かしく思い出します。

開発業者の長谷川さん、当時はお世話になりましたm(_ _)m。

CGI’s

http://www.cgis.biz/

サイト名はCGI’sですが、配布されているのはPHPによるショッピングカート・システムです。

当サイトでもどこかに入れたはずなのですが、どこのディレクトリだったか、迷子になってしまっています。

使ってみた感想ですが、スタンダード的な感じです。

PHPで作られているのでファイルや動作が軽く、設置もしやすいのは良いです。

現在のWEBプログラミングの中心はPHPですから、PHPプログラマーを目標にしている人は教材として遊んでみても良いと思います。

今サンプルページを見てみましたがエラーが出ています。

PHPファイルの設定を更新しないといけないはずですが、とりあえず放置されているみたいです。

Anglers net

https://www.freecart.jp/

アングラーとは、釣り人って意味。

当時は「アンダーグランド」のことだと思ってました。

当時は、わりと有名なフリーカート提供業者でした。

このカートの特徴は、初期的なタイプで、データベースなどを使わず、ページから必要なデータを飛ばす形式です。

つまり、<from>~</form>の中に、商品名、単価、個数選択などを入れて、カートボタンエリアを構成するイメージです。

なので在庫管理などはできません。

また、商品数10点くらいまでなら手作業で設置できますが、大量にある場合は、データベースCGIとページの自動作成を使ったほうら楽ですね。

EC CUBE

https://www.ec-cube.net/

当時は、無料ショッピングカートCGIとしてよく紹介されていましたが、もはやカートの域は出て(当時からですが)、ネットショップCMSです。

現在もご顕在で、どちらかというとプログラミングができる人や企業が素材として使うイメージです。

例えば、「◯◯豆富店がネットショップを始めたい。」→「EC CUBEを使って自社専用のシステムにしたい。」→「開発業者に依頼」→「開発業者がカスタマイズ」という感じですね。

個人的には、EC CUBEの初期型から、何度もサーバー(さくらインターネット)に入れてはいじって削除して、というのを繰り返してきました。

HTMLやCSSがちょっとわかるレベルではとても手に扱えないので、最終的には有料ASPになっちゃいましたね。(現在はShopify利用)

配布終了したCGIやサイトが閉鎖されたCGI

2014年11月に配布が終了した「ルミーズショッピングカートCGI(当サイト設置分/旧yahoo! shopping風デザイン)」を始め、HAL NETWORK、WEB寺子屋、Webpower、Web Cart System本舗など、一時は勢いのあったショッピングカートも、もう姿を見ることがなくなりました。

時代の流れですねぇ~

Web寺子屋さんなんかは、1998年ころでしょうか。

初めてのネットショップで使いましたから思い出深いものがあります。

Web Cart System本舗などは、著作権フリーでリリースしたので改造して販売しようかと目論んでいるうちに閉鎖になってしまいました。

お疲れ様でした。

HTMLとCSSの練習に良い?

EC CUBEと言い、wordpressと言い完全にphpによるプログラムでHTMLやCSSがわかるなんて程度の人にはカスタマイズは超難関。

でも、ショッピングカートCGIなどは、HTML部分とCGI(プログラミング言語はperl)の部分の2エリアしかありません。

なので、こっちのエリアは触って大丈夫(HTML)

でも、そっちは触っちゃダメ(Perl)という感じでHTML部分などは自分で自由にカスタマイズしやすいです。

なので、今なら「ショッピングカートCGIを使ってスマホ用の簡単なネットショップにカスタマイズする。」なんてお題をこなせば、HTMLやCSSのいい練習になるんじゃないでしょうか。

ABOUTこの記事をかいた人

ゆるい起業家。ECや飲食、コンサル、投資*などをいろいろやってます。座右の銘は「のらりくらり」。*マルチやネットワークではない。まっとうな投資。