ショッピングサイトを数店舗運営していますが、自作サイトで最後まで活躍してくれたショッピングカートCGI。
群馬県のDIC(ディー・アイ・シー)さんの、無料CGI「Shop_v52 Version:2.0」。
すでに無料配布は終了しているのでサイトからも削除されていますが、ショッピングカートCGIオタクとしてはNO.1の使いやすさでした。
ショップサーブ全面移行完了
DICさんのショッピングカートCGIは2020年まで頑張ってくれました。
汎用性のフリーCGIを、こちらの要望通りカスタマイスしてくれて、唯一無二のカートシステムでした。
しかしながら、クレジットカード決済で利用していたSGペイメントがサービスを終了したので、全部ショップサーブに移行。
開発会社に開発を依頼するのは、めちゃくちゃ楽しいんですが、他にいろいろやりたいことも出てきたので、もういっかなと、卒業です。
今後はメンテンナスフリーの、若干使いにくい感のあるショップサーブのショッピングカートにおまかせします。
いい会社は目立たない
DICさんは、「地方の中小企業」というポジションだとは思いますが、親身に対応してくれるし、要望取りのプログラムを開発してくれます。
何度もカスタマイズをお願いしましたが、毎回気持ち良い対応と完璧な仕事で、実に気持ち良いです。
なんか宣伝みたいになってきたけど・・・
ウェブ制作は、ウェブ制作のプロに任すのが一番です。
餅は餅屋です。
ランサーズとかで安いのを良いことに素人に頼むと、あとが面倒です。
というのも、自分自身ランサーズでウェブ制作の仕事を取ってやってみましたが、専門じゃないんで、アフターフォローとか面倒で作っておしまいです。
納品後、いろいろ質問くれましたが面倒くさいのでテキトーに答えました。
発注してくれたクリニックさんごめんなさい(-人-)。
他にない個別メール配信で対応フリー
話は戻りますが、DICさんのショッピングカート。
支払い方法別に自動返信メールを設定できるようにしてもらいました。
具体的には、クレジットカード決済のお客さんにはクレジット決済テンプレート。銀行振込のお客さんには、請求メール。といった感じ。
このような細かい設定ができる通販システムはいまだにないんじゃないでしょうか。
自動返信メールは1つが基本ですよね。
でも、当店では、決済別に要点をおさえたシンプルな個別テンプレートを利用することで、オペレーションがかなり効率化できました。
テンプレート1つで済ませようと思うと、かなりの文字量になるんですよね。
自分が客だとして、文字だらけのメールなんて読みたくないですからね。
銀行振り込み前払いのお客さんなら、「ご請求メール」とシンプルにやってしまえば、お客さんが、次にやるべきことがすぐにわかりますから。
自由度100%のTHANKSページ
注文完了後の「ご注文ありがとうございました。」のページをTHANKSページと言いますが、100%自由にカスタマイズできたのが良かったです。
注文後あるあるの質問などを、先回りで答えることもできますし、「これお忘れじゃありません?」的なクロスセルのセクションを作って、カートボタンを配置、そんなこともできました。
そこまでカスタマイズ性があるクラウド型のカートシステム(ASP、SaaS)もないですね。
「あ~残念」としか言いようがないですが、時代の流れですから仕方ないですね。
今後、ショッピングカートCGIの開発はありませんが、ウェブアプリ的なアイデアがあれば、気軽に相談できそうです。
以上ショッピングカートCGI終了の日記でした。