Shopify(ショッピファイ)がカナダから上陸した意味

ショッピファイ上陸

Shopifyって通販開業システムがカナダから上陸しました。

さっそく、使ってみました。

第一印象は「何これ?baseみたいじゃん。今さら、レッドオーシャン(とういより新規ユーザーがほとんどいない)の通販システム業界に参入しても、どーしようもねーんじゃねーの?しかも有料だし。数年で失敗して撤退パターン?」です。

ところが、、、

調べてみると・・・

調べてみると気になる点が2つありました。

1つ目は、クレジット決済の手数料です。(クレジット決済に関する費用は、まず最初にチェックするところ!)

BASE株式会社は開設は無料の代わり、商品が売れるとトータルで10%くらいの手数料が引かれます。

でも、ショッピファイの手数料を見る限り、全然安いです。

これ。

ちょっとわかりにくいのですが、おそらく国内販売の場合は「3.4%ポッキリ」で、海外販売および、アメックスについては3.9%ということでしょう。

月額費用は3000円程度で、カード手数料は3.4~3.9%のみ。

情報が少ないんで本当かどうかわかりませんが、本当なら「すごい!?」点かもしれません。

国内の通販システムで「月額3000円だけでクレジットカードが使えるサービスはありません。」からね。

そして、3.4%と10%。

棒グラフで比べるとこんなに違うんですよ。

ショッピファイ・グラフ

視覚化するとすごい差でしょ?

月間や年間の売上なんかで計算すると、もっと大変なことになるんです。

例えば、月商10万円の場合、10%なら1万円、3.4%なら3400円です。差額6700円です。

無料ほど怖いモノはないですね。通販のプロは絶対に選ばないですけどね。

グローバルECを見越してか?

BASEにもネットショップを運営しやすくする無料や有料のアプリがあります。

ショッピファイにも2000以上のアプリがあるので、スタイルとしてはは似ています。

「必要なアプリを取り込んで運営する。」といった感じです。

ただ、ショッピファイの場合、翻訳アプリが無料で使えます。

つまり、販売商品すべてを自動で翻訳してグローバルに販売することが可能になるワケです。(「越境ECという言葉がありますが、個人的にはグローバルECと言うほうが好きで、適切だと思う。)

これヤバくないですか?

こんな感じです↓

ショッピファイ(翻訳)

ただ、今のところ、管理システムの多くが英語なので、イマイチ使いずらいですね。

絶賛翻訳中だと思いますけど。

システム的にはOK

申し込み後数分で販売サイトが立ち上げられたり、受注管理や、商品管理、顧客かんりなどの必要な機能は、あらかじめ備わっています。

CSVファイルによる、商品の一括登録も普通についています。

どこかのショッピングモールなど、たかがCSVのインポート&エクスポート機能を使うだけで月額1万円もかかりますからね。

世界シェアNO.1というだけあって、SEOについても、当たり前のようにプレビューがついています。

今後の動向をチェックしたい

さくっとショッピファイを使ってみましたが、「初めてのネット開業」向けではなく、すでに国内販売をしていて、今後海外展開を検討しているお店や企業にとっては、チェックしておきたいサービスだと思います。

グローバルECとして海外販売をする場合、対応している結構高いシステムを借りたりアマゾンを使ったりといった選択もありますが、その中でも、もっとも低コストで運用できるのがショッピファイになるのかな?という印象です。

とりあえず、今回のトライアルは14日間なので、また時期をみてメアドを変ながら様子をチェックしてみたいと思います。

国内通販専用のショップサーブ(Eストアー)も、今のうちに、「shopifyと提携」なんか考えてみてもいいんじゃね?って思いますが、いかがでしょう。

ABOUTこの記事をかいた人

ゆるい起業家。ECや飲食、コンサル、投資*などをいろいろやってます。座右の銘は「のらりくらり」。*マルチやネットワークではない。まっとうな投資。