帳簿は、結局のところ、「売上か経費」というだけなので、そんなに難しく考える必要はない、と思います。以下、個人的な回答。正確さを求める場合は税理士や会計士まで。
1.売上の現金をを預金に入れて振り込んだ仕訳
(例)現金で5,000円の売上があって、それを口座に入金。
口座から3,000円を振り込んだ。
現 金 5,000 | 売上高 5,000
普通預金 5,000 | 現 金 5,000
仕入高 3,000 | 普通預金 3,000
支払手数料 216円 | 普通預金 216円
2.クレジット払いで仕入れた仕訳
(例)仕入れ代金 30,000円をクレジットカードで支払った
仕入高 30,000 | 未払金 30,000
後日、口座から引き落としがあった場合(3万のみの場合)
未払金 30,000 | 普通預金
3.経費で返金があった場合の仕訳
(例)事務用品店でコピー用紙を3,000円分購入。
そのうち500円分が汚れていて返品し500円の返金。
消耗品 2,500 | 現金 2,500
※経費の水増しではないので、領収書を再発行してもらって1行で済ませる。
4.ネットショップ商品撮影代金の仕訳
(例)商品写真を撮影代行会社に依頼し50,000円振り込んだ。
雑費 50,000 | 普通預金 50,000 (摘要:撮影代行)
継続的に依頼している場合は「外注費」でもよろしいかと。
5.開業前に商品をカート゛で仕入れ 仕訳
(例)1月に仕入れをカードで50万円分支払い、4月に開業した。
4月1日付で
仕入高 500,000 | 現金 500,000
かなり荒っぽい仕訳ですが、「開業費」にしてしまうと1年に10万円の償却になるし、在庫のことを考えると、4月に仕入れを行ったことにしておいたほうが、帳簿上はスッキリする。でも、この無理矢理感は指摘されるかもしれない。でも、個人的にはこのように仕訳ますね。
6.個人事業におけるマンションの駐車代
(例)自宅マンションの駐車場台を30,000円支払っている。事業に車を利用している。おおむね50%は仕事で使っている。
車両費 15,000 | 普通預金 15,000
案分というやつです。どの程度事業で使っているかは、細かく距離で計算してもいいけど、そんなことしている人はほとんどいないでしょうねw。だいたいで。
7.代引き金の入金の仕訳
(例)7,000円分の代引き商品を送って、それが入金された。
おなじみです。まず、代引きの商品を発送した時点で売掛金として7,000円の売上を計上するのがポイント。
売掛金 7,000 | 売上高 7,000
↓
普通預金 7,000 | 売掛金 7,000
8.個人事業主のクレジットカード寄付金の仕訳
寄付金 100,000 | 未払金 100,000
後日引き落としがあったとき:
未払金 100,000 | 普通預金 100,000
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