失敗しないレンタルサーバー選び

失敗できないレンタルサーバー選び

この業界25年くらい。

パソコン通信(TELNET)の時代から始まり、インターネットオールインPCからはECサイトを運営して20年。

長っ。

現在は、ショップサーブやアマゾン、ヤフーショッピング、ShopifyでECサイトを5店舗運営中。

また、一般的なサーバーさくらインターネットで、自作ECサイトも運営しています。(これは若干放置気味)

メディアやブログなど合わせると15サイトくらいですね。(運営しきれていない(;^ω^))

さて、ホスティング・サーバー選び。

ECサイトでなければ、相当な数の選択肢があるので迷うのではないでしょうか。

さくらで良いんじゃね?

どこが良い?聞かれたら、さくらインターネット

以上。(^-^)

理由は20年以上、EC業界を経験してここにたどり着いたから。

安定性、信頼性、スピード、価格などすべてを満たしているサーバーと言えます。

このブログもさくら。

ワードプレスも簡単インストールなんで、WPを使ったメディアサイトなんかも即日立ち上げできます。

ただし、昔と違って、どこのサーバーも良くなっているので、「何が何でもさくら!」というワケではないです。

Xサーバーもユーザーは多いようですし、ロリポップも安い。

ロリポップは、その昔、安さゆえ「夜になると重い。」といういわくつきのサーバーでした。

今は快適ですけどね。

ロリポは、かろうじて1サイトで使っていますが、たまにしか触らないので、ワケのわからんことに遭遇することもありますが・・・

サーバーいろいろ

ただ、特殊なケースについてはアドバイスできないです。

例えば、月間運百PVがあって「専用サーバーを探している。」というようなケース。

専用サーバーとは、サーバー1箱まるごとお買い上げ、いや、お借上げのパターンですね。

専用サーバーやVPSも使ったことはありますが、ちょっと高度すぎて挫折しました。

ほかのサイトを参考にしてください。

レンタルサーバー異常?遍歴

この記事の結論は「さくら」で終わって、ページが寂しくなるので、レンタルサーバー利用歴を思い出せるだけ書き出してみよう・・・

どうでもいいネタですみません。

OCNなどプロバイダーのスペース

1996年のまったくのECド素人時代には、プロバイダーのホームページスペースを使って販売をやってましたね。

OCNやらODNやら、だったような気がします。

でも、これは、どこまで行っても他社のオフィス間借りしているようなもので、デメリットが多く最終的には傘下のスペースなので、

Webarena

現存する最古級のNTT系レンタルサーバー。

当時は、100Mで3000円とかでした。

今は、300Gで1500円とか。

容量30倍で価格は半額。

シャンプーや洗剤とか、ここまでの変化はないですね。なんこっちゃ。

アイル

今は亡きアイル。

現在は買収などでGMO系のサーバーになっているような。

レンタルサーバーや専用サーバーなどを借りて、ウェブ制作業やレンタルサーバーの又貸しなど、いろいろやっていました。

Webkeepers

わりと最近(2015年くらいまで?)、使っていたアメリカ系のサーバーです。

すでに影も形もありませんが、わりと安さをウリにしていたような気がします。

支払いがドル建てだったのをおぼえています。

CPI

KDDIグループ傘下に入ったCPI(現存)。

ECサイトで2店舗分借りていました。

2004年くらいでしょうか、当時は、CPIもネット販売システムに力を入れていて、本格的なショッピングカートを備えていましたが今は完全に撤退しているようです。

官公庁のホームページとかが多いですかね。

ファーストサーバー

データ消失大事件を起こしたファーストサーバー。

重機のコマツ関連だったような気がします。

今はもうないですね。

一瞬だけ借りたような記憶があります。

どんなサイトをやっていたか、もはや記憶はありませんが。

でも、「ファーストサーバー信奉者で使い続ける」という選択をしなかったのは良かった。

データ消失事件は2012年ですから通販事業絶好調の時代です。

下手すると、「自社ECサイト全滅」被害もあったかも?と考えると、恐ろしくて夜も昼も寝れます。

WADAX

かなり長く使っていたWADAXさん。

自作ECサイト3店舗分かな。

今はGMO傘下になっちゃいましたが現存しています。

WADAXのWebメールが、かゆいところに手が届いていて使い勝手が良かったんですが、自作疲れでサイトはショップサーブにお引越し。

ロリポップ

安いサーバーの定番ですね。

現在は、マルチドメインが使えるので1つの契約で何サイトでも収納できますが、以前はサイトごと借りてました。

管理画面も使いやすいし、ワードプレスも簡単インストール。

ロリポップでもよかったのですが、プロ仕様的なイメージのさくらになりました。

カラー・ミーショップ・プロ

カラーミーカラー・ミーショップ・プロも長く使っていましたね。

自社ショップではなく、コンサルしていたお店(実店舗)さんで使っていました。

残念ながら「実店舗を閉めるのと同時に通販もやめる。」とのことで、2020年だったと思いますがカラーミーとはお別れました。

でも、友達のショップはバリバリ使い込んでいるので、ネット通販のツールとしては、かなりイケているほうだと思います。

HETEML

ヘテムルさんもけっこう長く使ってました。(「さん」をつけたくなる名前ですね。)

通販サイトの8割くらいを運用していました。

カバのキャラクターがかわいかったし、管理画面やその他のユーザビリティーは抜群に使いやすかったです。

ただ、PHPかデータベースか何かバージョンアップするときに、「データの入れかをしてください。」的なことがあって、難しそう、かつ、時間がかかりそうだったので、ショップサーブに半分移転、さくらインターネットに半分移転となりました。

今見てみましたが、以前は月額3000円くらいだったのが880円と大幅値下げになっていましたね・・・

安い・・・

無料通販サイトshoplus

これはなかなか思いで深い。

日本初、通販をやるため専用のサービスです。

今で言う、BASE株式会社そのまんまです。

ただ、時代が早すぎた。

のと技術がや資金に問題があったのか、とんずらこかれました(;^ω^)

2店舗で元気よく営業していましたが、突然のサービス終了で青ざめました。

誰が運営していたか知りませが、続けていたら現在のbaseの存在はなく、トップの座に君臨していたかもしれませんね。

商売はタイミングですね~

ネットには、ほとんど情報はないけど、本でかろうじて残っている・・・

freeweb

無料でサーバースペースを提供していたfreeweb。

今はないと思いますが、いわゆる広告付きのやつです。

当時のレンタルサーバーはどこも容量が少なかったので、このfreewebをハードディスク替わりに使っていました。

写真や動画などのデータだけを放り込んで、メインサイトに張り付けるパターンです。

無料の行く末はこんなもんでしょう。

でも、当時はそこそこマネタイズできてたんじゃないでしょうかね。

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長芋には巻かれろ(冗)

この業界「長いものに巻かれろ」です。

ユーザー数の少ないサービスは、クオリティーは安定運用が長期的に怪しくなる可能性が高いですね。

レンタルサーバーしかり、ECサイト運営のためのASPやSaaS選びしかり。

ユーザーが多いと、当然売上も増えるわけで、そうなるとクオリティーの高い技術に人材にと、集まるわけです。

職人ワザが光る町工場で「小さな巨人」なんて言われる企業もありますが、この業界は、規模ですね。

ABOUTこの記事をかいた人

ゆるい起業家。ECや飲食、コンサル、投資*などをいろいろやってます。座右の銘は「のらりくらり」。*マルチやネットワークではない。まっとうな投資。