コネなしでも仕入れはできるけど、コネがあったほうがスムーズですね。同じブランドを扱うお店の店員に口を聞いてもらったり。店員と仲良くなって仕入れ先を教えてもらうなどは仕入れ先情報を得るための常套手段ですね。
金なしコネなしでの、初めての仕入れを思い出してみると、先入観でカチカチ頭になっていたような気がします。「会社でないと卸してくれない」とか「価格交渉が必要とか」。
しかも、営業の仕事などしたことがないですから、現金問屋に足を踏み入れた時のドキドキ感はすっかり忘れましたが、やってみると、なんてことはなくて、「売ります買います」だけの話でした。ふつー。
業界にもよりますが、どの取引小売店にも同じ掛け率で卸している場合から、優良顧客から普通顧客などにランク分けして掛け率を変えているケースもあります。中には取引先お断りリストまであったり。
また、交渉次第で安くなることもしばしばありますね。でも、ほとんどは、メーカーの決めた掛け率で仕入れるパターンです。
ただし、交渉については、先方が「乗りたくなる」ような提案をしないと交渉にならないですから、せめて、他の小売店の通常の発注量がどれくらいかわかった上で、交渉したほうが良いのではないでしょうか。「1個だけ仕入れるけど勉強して?」なんて言うと嫌われるかもしれません。