「エストアニア(北欧のエリアの国)では、電子化が進んでいて税理士や会計士の仕事は消滅した。」なんて話を、どこかで読んで、つい信じ込んでしまっていましたが調べてみるとウソでしたね。
ただ、あの大前研一氏が雑誌の記事(週刊ポスト2016年8月23日)で「~~それらの職業は消滅したのである。」と書いていたので信じてしまうのも無理ないですね。(*1)
今回、それがウソだとわかったのは、エストアニア在住の日本人の方のブログです。現地に住んでいる人が「それはウソ。会計士はいますよ。」と言っているのですから、間違いなさそうです。(*2)
日本では、税理士会計士はまだまだいますが、普段フリー(freee)を使っていると、税理士や会計士の仕事が消滅してもおかしくないのでは?って思います。
すべて自動入力で、決算書までクリックリックで出来上がってしまうからです(現状そこまではやってませんが)。
ネット通販の場合、現金売上がほぼゼロです。すべて銀行口座にデジタルで記録されます。
代金引換は、配達員がお客様から現金を受け取りますが、結果的には、運送会社からの銀行振込です。
つまり、お店としては直接現金を扱いません。現金を扱わないので手書き伝票や会計ソフトへの入力もないわけです。
以前、小さなお店に行ったとき、確定申告の時期だったのか、店主が分厚い紙の会計帳簿に手書きで数字を書いていました。
そんなお店は、まだ税理士は必要でしょう。でも、そういったアナログ人種が高齢化で消滅してしまうと、デジタル世代しか残らなくなるので税理士もいらなくなる。という感じですね。
また、5年以上も前に「レジ係も消滅する」と言われていて実際消滅してますからね。
ユニクロが有名でしょうか?RFIGタグと呼ばれる、非接触で商品データを読み取れるチップです。レジのボックスに商品を放り込むだけで会計ができる仕組みです。
RFIGがもっと小型化して、さらにコストも0円に近づくころには、スーパーはもちろん、すべての小売業のレジの仕事がなくなることになります。
消滅する仕事があれば発生する仕事もある。
「ネットで副業」もある意味、2000年以降に発生した仕事と言えます。昔は副業と言えば内職くらいしかなかったわけですが、今は、自分で簡単に仕事を作り出せる時代ですから良き時代になりました。
ネット副業は誰もがやっているようなよりも、自分でオリジナルのビジネスを創り出したほうが良いですね。
*1 参照元
https://www.news-postseven.com/archives/20160823_440295.html/2
*2 参照元
http://www.from-estonia-with-love.net/entry/accountant