会社を設立すると会計事務所からダイレクトメールが届く

会計事務所

新年度が始まるわけですが、このタイミングで会社を設立する人も多いでしょう。法人を作ると、法務局にいろいろ申請やらで登録するわけですが、実は、その会社情報は誰もが閲覧できるんです。

そこで、会計事務所は、スタッフを法務局に派遣しているのか、新規設立の株式会社のリストを入手して、かたっぱしからダイレクトメールを送るわけです。

北海道で株式会社を設立したからといって、東京の会計事務所からご案内の郵便が来ることはまれで、たいていは地元密着系で、登記した住所近辺の会計事業者から送られてくるのが常のようです。

最近は、そのダイレクトメールの開封テクニックもなかなかで、ただの封筒ではなく、透明のビニール封筒に入っていてキャッチコピーがドンと目に入ってきたり、案内の手紙がクリアフォルダに入っていたり。クリアフォルダを捨てるのはもったいない・・・と開封するわけですが、このような↓印字があると、残念ながらゴミ箱行きです。

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激しくダサく、とても使えません・・・

でも、A4二枚のお手紙がなかなか凝っていて、所長の笑顔の写真に始まり、事務所スタッフ全員の集合写真。また、手書き風フォントを作った温かみの演出、手作り感で興味をひこうとしています。はっきり言って、かなりクオリティーは高いですね。会計事務所のアテがないと申し込んでしまいそうです。(ダイレクト・マーケティングのプロが一枚噛んでいるのかもしれませね)

気になる料金ですが、記帳代行で月額1000円ほど。顧問料は月額約5000円(安っ)、決算は10万円弱。ま、安すぎず高すぎず、調度良い塩梅です。

ちなみに、会計事務所以外では、「ホームページを作りませんか?」というお約束の手紙も届くことが多いです。「制作費5万円が今なら無料!」みたいな。今どきホームページを業者に依頼するような人は皆無と思われますが、意外にいるんですよね。

要するに、会社を設立すると住所もバレバレ。プライバシーもほとんどない。個人事業主のほうがプライバシーは守られる。という話だったようです?

 

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ゆるい起業家。ECや飲食、コンサル、投資*などをいろいろやってます。座右の銘は「のらりくらり」。*マルチやネットワークではない。まっとうな投資。