5月に行われたoogleの開発者カンファレンス「Google I/O 2018」でGoogle検索チームより、「Wixは魅力的なSEO機能を備えている。」とのコメントがされた件です。
今さら知らないとヤバイ「ウェブサイト作成の基本」
ネットショップにしろ、コーポレイトサイト(会社ホームーページ)にしろ、「ただ、作りゃいいってワケじゃない。」というのは、すでに周知されているところです。
ステップ1で「作り」、ステップ2で「検索で出てくるように」しっかり施策し、ステップ3で「注文や契約が取れるコンテンツに仕上げる」。
これが、個人や企業にかかわらず、ウェブサイトを「持つ」うえでの基本事項です。
ただ、「検索」の部分において、具体的に何をすれば良いかわかっている場合と、そうでないパターンに分かれています。
「それ(SEO)をやらなければいけないが、何から手をつけてよいかわからない。」そんな人も意外に多いんですよね。
そんなお悩みにスッキリ応えてくれるのが、無料ホームページ作成のWixのSEO Wizardです。質問に答えていくだけで、SEOの土台を作っていける便利な機能です。
今回、その方法を文字情報で伝えるより、はるかにわかりやすい動画を用意してくれていたので、貼り付けておきます。
初心者の方にはピンと来ないかも知れませんが、実は、ここまで簡単にSEOの基礎を入力できるサービスを提供している企業は少ないです。
というか、他にないですね。
ちなみに、このSEO Wizを使えば、自力でウェブサイトを構築して公開する場合にくらべて、比較にならないくらい早くGoogleの検索結果に出てくるようになります。
ネットショップでの利用事例
国産の無料ネットショップ開業サービスも、わりと人気ですが、最安値でネット販売を始める場合、個人的には、Wixをおすすめしたいですね~。
国内人気の企業さんよりも若干難易度は上がりますが、奥の深さや使っている楽しさが比較になりませんから。
さて、個人的に持っているWixアカウントで「俺のTシャツ」という専門店をエア(架空)オープンしています。
このように、すでに作ったネットショップでSEO Wizを使うこともできます。1、2年前に作ったサイトですが、SEO Wizを使ってみました。
Wixのアカウントから、該当のネットショップを選択。
「マーケティング」へ進みます。
すると、すぐにSEOレポートというページが表示されます。
サンプルサイトなのでアレですが、SEOはかなり手薄になっているのがよくわかります。
動画のように、「○○を追加しましょう。」とか「○○が設定されていません。」など、アラート的な項目をひとつずつ潰していくことで、SEOの土台を固めていくことができます。
何も考えずに、言われるがまま入力すれば、検索に最適なデータの構築が可能、というわけです。実に便利です。
中級レベルを目指す
SEO Wizで土台を作った後にやるべきことは、一言で言うなら「充実化」です。基本入力が終わったら、それでオシマイなら猿でもできる仕事です。
その後、人間として取り組むべきは「中身の充実化」です。専門的な言葉を使えばコンテンツの充実化です。
どのように充実させるかは、視点を「検索ユーザー(要するに「読者」)」にシフトし、ユーザーが求める情報、喜ぶ情報を追加していきます。
SEOの本質をわかっていない人が陥りがちなミスとしては、売りたいががめに「売り込み中心の内容(コンテンツ)」になってしまうケースがあげられます。
売りたい気持ちはよくわかりますが、その前のステップとして、ユーザーに「購入前の有益な情報」を与えることが、諸費者の購買心理に沿った売り方の基本ですので、くれぐれも、押し売りにならないようご注意頂ければ、と思います。