見えないけどこんなネットビジネスをやってる人もいる

せどり

「せどり」と言えば、一般的には、本やCD、DVD、ゲームソフトなどの中古品の価格差を利用して儲けるビジネスのこと。わかりやすく言うと、古本市場の店舗に出向いて100円の古本を購入。アマゾンに出品して100円以上で販売。場合によっては100円が5000円にもなることも。

じゃ、新品の価格差を利用したビジネスって何て言うんでしょうね。ま、おそらく、これも「せどり」にカテゴライズされるでしょう。

例えば、「アマゾンの最安値2000円のものが、ヤフオクでは3000円で落札されている。」といった場合です。自分は商品を購入せず、この情報を元にその商品を出品(ガイドラインにはしっかり違反w)入札が入ると同時に仕入れ。

予定通り3000円で落札されたら手数料を引いて2850円、仕入れ価格が2000円なので利益は850円。商品はもちろん、アマゾンから落札者へ直送。アマゾンが送料無料で、ヤフオクで送料を頂ければ、ちょっとプラスです。

ま、こういったアイデアは誰でも思いつきますし、すでにやっている人もいます。ただ、手動でやるにはあまりに非効率ですね。商品を絞って手動でいけるうちは良いでしょうか、大量の商品を扱うとなると結構時間がかかります。

そこで登場するのがスクレイピングという技術です。人間の目ではなく、プログラムによってウェブサイトの情報を取得する技術です。「ウェブクローラー」のほうが認知度が高いかもしれません。

日々変動するアマゾンの価格情報などとヤフオクの価格や入札状況などをスクレイピングで取得してひとつのページでチェックでき、さらに操作もできる。そこまで自動化してしまうと、時間的コストは大幅にカットできるので、少ない利益でも数をこなせば儲かるって算段です。

ところが、このスクレイピングという技術。「ホームページが作れます。」レベルの人では到底マスターできるような技術じゃないんですよね。だから、広くは普及しなくて、できる人だけがやっているという感じ。アイデアだけでは儲けるのは難しいですね。それを実行する技術力も必要って話でした。

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ゆるい起業家。ECや飲食、コンサル、投資*などをいろいろやってます。座右の銘は「のらりくらり」。*マルチやネットワークではない。まっとうな投資。