長年、ECを業としているので、この業界のことはわかってるつもりが、危うく・・・
当該詐欺サイトは「松屋モール」と名乗る手作り感あふれるサイト。
激安ではなかった
そもそもサクッと買おうと思ったきっかけは、メルカリで販売している7,000円のモノ(中古品)が6,000円(送料無料)だったから。
運営者情報をチェックしたら日本法人名、日本人名なので、たま~に見かける「旧式ウェブサイトなのかなぁ?」と思ってポチっと。
決済方法にはクレジットカードのロゴもあったので、安心して購入完了したところ・・・
クレジット決済の選択なく注文完了。
「あれ?」
振込先見て詐欺確定!
翌日すぐに請求メール。
そこには、ゆうちょ銀行の個人名口座。
なのに口座がベトナム人。
はい。詐欺サイト確定~。
3年も4年も前から暗躍?
https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q10203877570
2019年のヤフー知恵袋ですでに質問されてました。
その質問に書かれているURLは違うので、ころころURLを変えながら存在し続けているようです。
しかし、詐欺サイトなんてAIで選別して弾くの簡単なように思えますけど、まだ先でしょうか。
例えば、法人情報などは公開されているわけだから、ブラウザ上で選択するだけで、「該当あり」「該当なし」とか出せるでしょう。
そして、「該当あり」でも、サイト上の情報と不一致なら、「キケン」とかアラートが出てもよさそうなものですが。今の時代。
騙された人から電話
そう言えば、当社も通販サイトから運営者情報を抜き取られ、詐欺サイトに使われたことがありました。
で、2、3人でしょうか。
「バッグを買って振込したが発送はまだか?」とか「振込したけど、商品がまだ来ない。」とか。
そういった電話がかかってきたことで、初めて情報を不正に利用されているのに気づいたわけだけど、うちとしては、「どうしようもない。」というのが正直なところ・・・
騙されたお客さん側も、怒りや悲しみの矛先を当社に向けるわけにもいかず、泣き寝入り。
消費者がおのおのリテラシーを上げてもらうしかないですね。
悲しい結末
さて、そんなこんなで、再びメルカリに戻り、出品者に定番の割引交渉。
「いいですよ。」と割引されたものの、まさかの横取り!
まじか・・・
「せこい割引交渉などせず、さっさと買っておけばよかった。」と思っても後の祭り。
「メルカリあるある」ではあるけど悲しい。
そこしか売ってなかったんですよね・・・
ヤフオクにもラクマにもない。
悲しい。orz
そこで、出品者に対して「横取りされた!横取りしたやつキャンセルしてくれ!」なんて言うのも格好悪いし。
自分が出品したときも、横取り事件はたまにあったけど、出品側の心理では「売れりゃそれでOK」なので、どこの誰ともわからない人のためにキャンセル手続きなども面倒。
ということで泣き寝入り。orz