プライベートでネットショッピングをしようと思えば、必ずと言っていいほどショップサーブのお店にヒットします。「ユーザー多いなぁ~」と思うんですが、おそらく、これはカラーバス効果の一種だとは思いますが、業界の流通総額を見ると、そうでもなさそうです。
ネットショッピング業界の流通総額は、Eコマースコンバージョンラボによると次のようになっています。
※ecclab.empowershop.co.jp/archives/5420
お約束の楽天ダントツです。推測データも含まれているらしいですが、かなり正確なところだと思います。開業サービス(ASP)の定番としては、Makeshop(メイクショップ)、ショップサーブは、見慣れたところです。
意外だったのは、EC CUBEやZOZO TOWNが入っていることです。そして、新興サービスのBASE株式会社やminne(ハンドメイド販売専門)などがランク入りしています。カラー・ミーショップ・プロが入っていないのも意外でしたが、13位、14位あたりでしょう。
ちなみに、流通総額とは、簡単に言えば、「加盟店やユーザーの売上げの合計」のことです。例えば、ショップサーブユーザーA店は年商5億、B店は10億、C店は20億の場合、流通総額は35億円ということになります。それだけ、「力のあるショップが揃っている」とも取れます。でも、楽天の場合は、そもそもショッピングの会員が多いから」とも取れそうです。
ひとつ疑問なのはEC CUBEです。EC CUBEを使って販売を行っているお店の売上げは集計は難しいですよね。カード決済のデータがあるなら、そこから代引きや銀行振込の一般的な利用率を使って売上げを計算しているのかもしれません。
ま、細かいことはさておき、今は、このようなモール系や開業サービス系を使ってネット販売を始めるのが、手っ取り早く、Eコーマスの流通に乗りやすいのは明らかです。どこにも属さなくて、「売れない。」と嘆いているお店さんは、システムの変更をオススメしますよ。