ロート製薬が副業(兼業)を解禁するそうです(勤続3年以上の国内正社員という条件)。関連記事を読むと、確かに好感がもてますね。
「出社して目の前にある仕事をこなして帰るだけ。」と言った普通の社員を多数抱えていても会社は成長しないですから、従業員には副業や兼業で見聞を広げてもらって、仕事に活かしてもらうというのはよくわかります。
ただ、許可制ってのが気になりますよね~。副業の具体的な内容まで、申請しなければいけないとなると、人によっては「無理・・・」ということもあるでしょう。
参考サイトの執筆者の社労士によると、副業を禁止すること自体、法律に反しているそうです。要するに、就業時間以外、何をしようと本人の自由というのが当たり前ということです。
でも、3つの条件に当てはまるようであれば、会社は副業を禁止して良いとのことです。
それを大前提とした上で、「疲労が蓄積して本業に影響が出る」「本業と競業するような副業を営む」「本業の信頼を損なうような副業を行う」といったような場合に限っては、例外的に当該副業を禁止しても良い、というのが法律上の正しい考え方なのである。
パートやアルバイトは掛け持ちが当たり前ですが、掛け持ちしているフリーターさんは、「稼ぐ」ことが中心なので、後半に入る職場では、ややお疲れ気味なんですよね。ま、雇用側も、アルバイトということで、特に高いパフォーマンスを求めていないので話は別ですね。
「ネットで“人には言えないようなモノやサービス”を売る」というような副業場合は、なかなか許可申請はできないと思いますが、普通にネット販売なら申請してもなんら恥ずかしくないですね。
参考
http://toyokeizai.net/articles/-/107508
http://www.j-cast.com/kaisha/2016/03/05260073.html