シリーズものの本16冊ほどを古本市場へ持って行き買い取りしてもらうことに。番号札を渡されて、待つ間、売り場をウロウロしていると、自分が売った本のシリーズがセットで販売されているのを発見!
その値段4,860円。「なるほど。そこそこいい値段がついているな。これなら、最低でも1000円、高くて1500円くらいか。ランチ代くらいにはなりそうだ。」と思ったところで、店内アナウンス。
「番号札3番のお客さまぁ~」
買取コーナーに戻って、免許証を見せて、住所や電話番号、氏名を記入。
「今回の買い取り額です。」
見せられた感熱紙の「買い取り確認票」には信じられない数字が・・・
160円・・(・・;)
単価1冊10円也。
二束三文にショックを受けたというより、同社は160円で仕入れたモノを4860円で販売しているというこの事実。利益率97%。もちろん、商品によって買い取り価格は変動するけど、この高すぎる利益率には、はっとしました。
店舗家賃や在庫を大量にかかえている点、アルバイトも大量に雇っているので、これくらい高い利益率でないと採算が合わないのでしょう。後は、需要と供給の関係。商品が大量に出回っていると安くなるし、希少な存在になっている場合は、値は上がるという基本的な法則。
これがネットショップだと明らかにヤバイ利益率ですね。仕入れ5掛けとか3掛けとか言うレベルではなく、0.3掛けですよ。聞いたことない掛け率です。タダ同然で仕入れるような印象です。
「安く仕入れて高く売る」という商売のセオリー通り。ネットは、店舗不要、人材不要、コストがほとんどかからないからこそ5掛け6掛けでも利益は出ますが、たまには、ありえない掛け率などで仕入れて、あのウハウハ感を味わいたいものです。
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