「このページ、こんなに人が来てるのに、なんで注文はこれだけなの!?」
あるあるです。
おそらく、そのページには「離脱」してしまう「何らかの原因」が「いくつか」あることが大半でしょう。
「でも、それもわかるけど、変にいじってしまって検索ランクが下がっても困る。今のページはそのままで、別のページを見せるとかできないの?」
できますよ~(^^)
例えば、ショップ内の、とある商品ページ「a123.html」にランディングしたユーザーを「x123.html」、あるいは、別の階層にある「/blog/z123.html」などに自動転送する方法です。
専門用語は「リダイレクト」と言います。
ショップサーブではFTPが使えるので(そこだけはさすが!)、「.htaccess」と言うファイルを作って転送の設定をします。難しそうに思えるかもしれませんが、猿でもできるチョー簡単なWEBテクニックのひとつです。
手順は3ステップです。
(1)メモ帳でOK
Windowsのメモ帳を新規で立ち上げて次のコードをコピペして、必要箇所を自サイトのリダイレクトしたい内容に変更します。
RewriteEngine on
RewriteBase /blog/2014/05
RewriteRule hoge.html$ https://netshop7.com/blog2/nesage/ [R=301,L]
解説:『2014年の記事「hoge.html」のランディングが非常に多いが、このページを読ませるのではなく、リライトシタ「blog2/nesage/」ページを読ませたい。』といった状況でのリライトです。
(2)FTPでアップロード
できたファイルをショップサーブのサーバーの「item」ディレクトリに転送します。サーバー上で「htaccess.txt」のファイル名を「.htaccess」と変更します。
(3)確認
正しく転送されているか確認します。
パソコンページだけなら1回の作業で済みますが、「パソコンユーザーにはPCページを、スマホユーザーにはスマホページを」このような設定も可能です。
動作サンプルを用意しました。
https://netshop7.com/blog/2014/05/hoge.html
リンク先は「https://netshop7.com/blog/2014/05/hoge.html」ですが、最終的に表示さるページのURLは、最初のリンクとは違っているのがおかかりいただけるかと思います。
ただ、ひとつ気になるのはSEOですね~このリダイレクトを使うと、最終的には、転送先のページがコンテンツとみなされるようになるのが自然な流れかと思います。
そうなると、そもそもの目的(「検索結果を維持したいが、内容が別のものを見せたい。」も、そもそも意味がなくなってしまったり。
ここまで書いておいてあれですが、今回のような場合は、「思い切って」当該ページの離脱率を下げ、CVRを上げる施策をした方が良いような気がします。全く同じ経験があって、色々悩んだ挙句、結局、ページの大幅なリニューアルをしました。そして、検索結果は変わりませんでした。ご参考まで。