自動車ディーラーのリピート対策を応用できるか

ボトルキープ

バーやスナック、居酒屋などの酒場では、リピート対策として「ボトルキープ」というのが当たり前に行われているのは周知のこと。ま、リピート対策というより常連になると、「面倒なのでキープしておく」という意味合いのほうが強いかも知れませんが。

それを応用したのが、自動車ディーラーのエンジンオイルのボトルキープ。3回分だか4回分だかを、まとめて割引価格で買っておいて、3000kmや5000km走ったあたりで、ディーラーに車を持っていけば交換だけしてもらう。そして、支払いをすることなく帰ることができます。

オイル交換の自動車屋を縛られている感じや、全部きれいに使い切れず、中途半端に残って、結局またボトルキープしないといけないことを気持ち悪るいと思う人は利用しませんが、多くのお客さんは利用しているようです。

このボトルキープは、どちらかというとバーチャルですよね。でかいオイル缶に「山田太郎様」なんて書いて置いているのはみたことがないですから、数字だけ仮想的に買っているわけです。

ま、そんな居酒屋や車屋のリピーター獲得策を応用できないか考えるわけですが、飲料を扱っているわけでもなく、何らかの液体を販売しているわけでもないので、そのまま応用するのは難しそうです。

とりあえず、無理やり「カステラ・ビッグボトル」とか作っちゃいましょうか。もちろん、バーチャルで。カステラが24本(1ヶ月2本として1年分とする)ぎっしり詰まった合成写真を作成してアピール。普通に買うより、ぐんとお得な価格で提供します。

ビッグボトルを買えば、「次からは電話一本でお届けいたします。」と。だた、お客さんに「そのボトル送ってくれ。」と言われると困るので、言い逃れもちゃんと用意しておきます。「特別に作った専用のボトルで販売用ではないのでございます。」と。


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ゆるい起業家。ECや飲食、コンサル、投資*などをいろいろやってます。座右の銘は「のらりくらり」。*マルチやネットワークではない。まっとうな投資。