令和元年ですね~。平成の時の感覚はおぼえてませんが、今は「令和元年」という言葉に違和感しかないです・・・
さて。今年に入ってからネットショップの開店が、以前よりちょっと勢いよく増えている感じがします。起業の?春ということも影響しているとは思いますが。
今ネットショップを始める人は、ウェブから十分なほどの情報を得られるからやりやすいですよね。
「何から始めれば良いの?」とか「予算は?」とか、「運営方法は?」「集客方法は?」などなど、ぜーんぶネットから答えが得られますから。
友人が「魚をさばいた。」って話を聞いて、「どこで教えてもらったの?」と聞くと「ユーチューブ。」
ですよね~
ウェブ検索にも、ユーチューブにも先生がたくさんいますから、わざわざお金を払って(専門)学校に行く必要もなくなりました。(ネットショップの開業に関するユーチューブ先生は見たことがないです。いたら教えてください。)
日本語をちょっと喋れる外国人に出会ったこともあるんですが、その人も、リアルな日本語学校とかではなく「ネットスクール」とかなんとか言ってました。4か月で、ある程度理解して、片言でも日本語をちゃんと喋れていました。
話はそれましたが、ネットショップ。
予算とかやり方とか、初めての人が疑問に思うことはほぼ100%答えが得られるネット情報ですが、「どこでやればいいですか?」という問いに対する答えは、あまり見かけないような気がします。
なので、軽く触れておきたいと思います。
「どこで」というのは「市場(マーケット)」のことです。リアルで考える場合は場所でもいいですね。街中でお店を開くのか、郊外で開くのか。といった選択の話です。
正確には、どこの市場に向けて自社商品を露出させていくのか?ということです。
昔は、「ネット」という一つの場所でしたが、今は、広いネットの中にもいくつかの場所ができています。わかりやすく言うと若者の集まる場所、中年が比較的多い場所、あるいは小学生や中学生もたくさんいる場所、などが存在する、といった感じです。
ですから、高齢者向けの商品を、若者の集まるところで露出させても無駄なので、そこはちゃんと「適切な場所」を選んでお店を始めましょう、って話です。
例えば、今一番流行ってるSNSと言えばインスタです。インスタ利用層は20代を中心にわりと世代が若いです。さらに、ジャンルも絞られています。instagramやるべき店とやるべきではない店(ネット販売)という記事にも書いたように、インスタ市場にいる需要は限られています。
インスタで人気の10のジャンルをあげていますが、ここで、例えば、介護用品や幼児向けのおもちゃなどを一生懸命アピールするのは検討違いというのはわかると思います。
「自社の商品のターゲット層はどこなのか?」という問いの回答にマッチする市場を選んでスタートするのが基本です。
ネットショップそのものを開設するのは犬でも猿でもできるほど簡単になっていますから、最初の入口を間違えないように注意したいところです。
繰り返しますが、ネットショップを持つのは激しく簡単です。でも、商品をアピール(マーケティング)する場所はしっかりリサーチして決めて頂きたいと思います。
ショップサーブの無料セミナーでもそういったことに触れていたと思いますが(違ってたらすまん。)、同社のようなEC最前線で活躍する企業の話は聞いておいて損はないと思います。
情報はネットからもリアルからもバランスよく。