今月、みんな大好き楽天様が、商品写真の背景をAIで生成するサービスを開始したらしい。
出店者なら、利用料は無料だ。
これで、写真の背景など利用シーンを想起させる写真撮影に苦労していたショップなどは、もしかすると、ニュースリリースの通り、負担の軽減があるかもしれない。
写真背景など一切関係ないショップにとっては縁のない話だな。
さて、このAIサービス。
「出店者なら無料で利用できる。」と言いつつ、今月から出店料が30%値上げするという。
もう、チグハグと言うか、頭隠して尻隠さずというか、相変わらず出店者を小バカにしているような施策の数々だな。
「出店料も16年間据え置いてきた。」とか、恩着せがましい表現などもあり、モバイル事業の赤字の補填を出店者に被らせようとする魂胆が見え見えじゃね?なんて思うけど妄想だろうか。
人生、人それぞれ、いろんな後悔があると思うけど、楽天に出店しなかったのは、大きな後悔を喰らわなくて済んだという点で良い選択をしたと思う。
もし出店してたら、今頃メンタルがやられていたかもしれないと思うと、幸運としか思えない。
さて、さて、当社の利用するショップサーブだけど、AIで商品写真の背景を生成するとか、そんなサービスはとてもできない。
ちょっとシステム改変するだけで数億円のコストがかかるのに、そんなAIシステムを導入しようものなら、株主が黙ってないのではないか。
そこで、今までライバルであった同業ASPとアライアンスを組んで、ユーザーにとって親切なシステムを取り入れるというのはいかがか。
カラーミーやメイクショップ、おちゃのこネットなどなど。
規模の違いはあれど、このご時世、競争なんかしてる場合じゃないんじゃね?
「タッグ組んで楽天消そうよ。」とは言わないけど、EC業界たまには大きな変化を作ってみては?なんて、外野として勝手に申し上げてみた。
運送業界では西濃運輸と日本郵便。
本来はライバル企業ではあるけど、全国共同運送などの協業をスタートしたり。
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUC197DA0Z10C24A4000000/
リテールメディアはじめ、「ライバル同士での協業」は今後の主流になってきそうかもね~。