楽天出店ショップの商品ページの販売力に学ぶ

販売力

楽天に出店すると、出店料やロイヤリティーはもちろんのこと、CSVファイルのアップロードやダウンロード、商品一括登録など、何かにつけて費用がかかります。

これだけ費用がかかるわけですから、出店ショップは売らないわけには行かないですよね。ぼーっとお客さんが来るのを待ってるだけでは、どんどんお金が飛んでいくわけですから。

それが理由かどうかはわかりませんが、楽天に出店しているお店のなかには、商品ページの販売力が強いところが多いですね。これが実に参考になります。

楽天ショップの商品ページは縦長が有名ですが、これが良いか悪いかは別にして、商品の購入に至った商品のページの魅せるテクニックは勉強になりました。

・見出しが大げさで下を見ずにはいられない
・利用シーンの写真を多く掲載
・人物モデルが登場していて商品の大きさなどが一目でわかる
・「そんなところのサイズはどうでもよい」といった場所のサイズまで記載

疑問や不安点が1ページ内ですべて解決できていました。

こういった商品ページを作るのは、“ただの”ウェブクリエーターとかウェブ編集者では無理ですね。普通ウェブが編集できる能力に加えて、売れるキャッチコピーから商品説明文、どんな写真が必要で、どのような配置で見せるとよいか、など考える力も必要になってきます。

それにしても、商品ページをじっくり作りこんだことがある人は、わかると思いますが、1ページ作るのに2、3日かかってもおかしくないですね。設計的なところかは始まって、写真撮影と編集、ページ編集、完成後のチェックなど。さらに、それを見てもらえるようにするところまでやらないといけないんで、ほんと大変です。楽天ショップのページ編集者には頭が下がりますね。

逆に、独自ドメインのお店は、余計な費用がほとんどかからないというのは大きなメリットですが、楽天ショップのように必死に売らなくても、コストがどんどんかさんでいくことがないので、販売力に欠けるのかもしれません。

販売力のある楽天ショップが脱出して、コストのかからない独自ドメイン(ショップサーブ等)のお店をもったうえ、集客力の両輪が揃うと利益率は最強ですね。

ABOUTこの記事をかいた人

ゆるい起業家。ECや飲食、コンサル、投資*などをいろいろやってます。座右の銘は「のらりくらり」。*マルチやネットワークではない。まっとうな投資。