プレジデント2.16号の立ち読み。おおむねサラリーマンを意識した内容です。「偉くなる人」は「勝ち組」の、「やばくなる人」は「負け組」の言い換えですかね。ほとんどタヒ語ですから、さすがは編集部。
さて、個人的に注目したのは、好きな経営コンサルタントの一人「大前研一」氏の記事。
と言っても、大昔に企業参謀 (講談社文庫)を読もうと買ったものの難しすぎて挫折。その後、何冊かは読んだと思いますが、あまり記憶なし。でも、なぜかお気に入りのコンサル。今回は、たまたまPRESIDENTの記事。
記憶を頼りに要約。
日本は人手不足とは言うけど、そんなことはない。企業の【間接業務】にあたっている人間は余っている。社長のメッセージを部下に伝えるだけの仕事しかしていないような人たち。また、ホテル業を例に取れば、星野リゾートのように、従業員の【マルチタスク】が基本の業務体系を取り入れれば、ホテルの人員は半分で済む。
そして、秀逸なアイデアだと思ったのは、【ラストワンマイル】の物流について。
牛乳配達に始まり、ひとつの家庭にに出入りする多種多様な業種の配達人たち。入れ替わり立ち代り配達するのは無駄である。地域に、一括して配送する協同組合(事業)のようなものを作れば良い。
なるほど。確かに。新聞や郵便の受け取りは必要ないけど、月末ともなると集金のおばさんがやってきたと思えば、クロネコヤマトがAmazonの商品を届けてくれる。さぁ晩御飯を食べようと思うと今度は佐川急便。そしてゆうパックに福山通運。トドメは隣の奥さんのおすそ分け。などなど。1回で持ってきてもらえるとありがたいですね。
「夫宛に送られてくる大量のお中元やお歳暮、その他の贈答品の受け取り対応にうんざり。」それがストレスでディヴォースした芸能人もいたような。