1通のメール。
『【パナソニックのアイデアコンペ】ケーブルテレビ加入者さまへの新サービスのアイディアを募集!について相談がありました。』
「大手から相談を頂けるとは!」と思ったらダイレクトメールでした。クラウドワークスの会員全員に一括送信されるやつですね。「相談」とは、ちょっとまぎらわしい。
要するに「アイデア募集」
良いアイデアには3万円(×3案)とのこと。
ケーブルテレビの端末(受信機(セットトップボックス:STB)と言うらしい)の用途を、テレビを見るとかインターネットをするとかに限定せず、家庭のゲートウェイ(出入口)としてして活用する「なにか良いアイデアはないか?」といことでした。
ネットはパソコンやスマホでできるし、ネットををテレビで見ることもできるし、これはなかなか難しそうです。「リモコンでジュースとかビールが出てくるようにする」というアイデアくらいしか出てこないです。ごめんね。
それよりも、感心したのは、この大手企業の一括メッセージは有料(登録が有料なのかもしれない)のはず。クラウドワークスの収益源になるわけですね。一般会員の仕事の受発注のやりとりだけかと思ってましたが、これはいいアイデア。契約が成立したときにもシステム利用料も発生するので2重にオイシイ。
懸賞応募のメアド・リストとは比較にならないほど、ある意味、質の良いユーザーばかりなので、すでに利用している企業や目をつけている企業も多いかも知れませんね。ちなみに、パナソニックは「事務局公認アカウント」とのこと。
よくある素人的な仕事募集掲示板にとどまらず、大規模なサイトを構築して、法人として活動すれば信用力も全然違いますから、その辺も狙っていたのでしょうか。もちろん、役員の出身大学を見ると、東大や慶応、その他ハイレベル国公立や私大の出身者ばかりですから、コネクションも相当なものなんでしょう。参りました。