なかなか微妙なテーマです。
極端な例として、ブランドバッグや腕時計の正規品を販売するネットショップをまるまるパクって偽物を販売するサイトは、完全に黒ですが、同じく正規品を販売するサイトなら、どれくらい似ているのか?、というのがポイントになるのではないでしょうか。
だれが見ても、同じお店と勘違い(誤認)するようであれば、訴えられると不利なのは間違いないですが、人によっては別物とであるとわかるレベルであればグレーでしょう。
ウェブ制作の現場でよくやるのは、業種やテーマなどから、参考になりそうなデザインのサイトを見つけてきて、レイアウトや雰囲気をパクるパターンです。
当該サイト(参考になりそうなサイト)からは、画像はもちろん、テキスト(文字情報)も一切コピーせずに、肉眼で見たイメージを、こちらのオリジナルの方法(HTMLやCSS)で似せて行く方法です。
技術レベルが高すぎて、あまりに似すぎている場合は「やばいかも・・・」と思うんですが、たいした技術レベルではないので、完成してみると、レイアウトこそ確かにしていますが、色目やコンテンツ(内容)が全く違うので、素人目には、ほとんど気づかないレベルに仕上がったりします。こんな感じなら、面倒なトラブルも起きないのではないでしょうか。(実際、起きたことない)
ネットショップに関しては、ショップサーブなど、サイトデザインをテンプレートから選ぶスタイルのシステムなら、レイアウトは、全く同じになりますから、それを「パクった!」と言われても、ただの(無知の)言いがかりになってしまいますからね。
ちなみに、言いがかりで思い出したのが、「おたくで商品買ったけど、別のお店のほうが安かった。どういうことだ!」というクレームになってないクレーム。ショップ運営上、いろいろな対処法を身につけて行かねばなりません。