やっぱり家電を販売したい!との思いで、悩みに悩んだすえ、コスモスベリーズに加入しました!\(^o^)/
その結果、「わかったこと」を公開できる範囲で書いておきます。
悪くないかな・・・
結論から言うと、悪くない。
うん。
悪くない。
誰もが、一番気になるのは卸価格(仕入れ値)ですよね。(コスモスベリーズでは「原価」という言葉が使われます。)
例えば、価格コムやアマゾンで販売されている価格より安く仕入れられるかどうか?
答えは、「モノによる。」
あるものはアマゾンで買ったほうがコスモスベリーズの仕入れ値より安い。
あるものは、アマゾンや価格コムよりはるかに安い仕入れ値。
パナソニックにシャープ、ソニーや日立、三菱などなど。
国内トップメーカーの製品は、ほぼほぼ仕入れができます。
管理画面(発注システム)に出てこない、家電メーカー(ダイソンなど)も「一部」仕入れられることもあります。
繰り返しになりますが、アマゾンで買ったほうが安い場合もあれば、コスモスベリーズで仕入れたほうが安い場合もある。
↓こんなことが普通に起きます(例えば、です。)
また、仕入れ価格も変動的ということです。
価格コムでも最安値は常に変動していますよね。
なんで、このように価格が変動するかというと、コスモスベリーズがメーカーと交渉(的なこと)をしているからです。
新発売のときは5掛け(50%仕入れ値)だったけど、「2年もたったし新バージョンも出たことだし、ちょっと安くしてくんない?」という感じですね。
新商品のときは売価が10万円だったのが1年後、2年後には8万円、7万円と値下がりする裏事情です。
コスモスのほうが安いのか、あるいは、アマゾンや価格コムのほうが安いのか。
こればかりは、人海戦術で調べないといけないです。
「本気で家電を売るぞ!」って人は一度検討しても良いかも知れません。
入会審査?あり
話は、コスモスベリーズ入会前にさかのぼります。
入会を申し出たら軽く審査があります。
忘れてしまいましたが、「オフィスがある」ことは、必須ではないかと思います。(「オフィスがないと入会できない。」とは書かれていない。)
というのも、「仕入れた商品を送る先」が必要だからです。
顧客に直送できるのは一部の大型家電だけです。
それ以外、例えば、小型テレビとか炊飯器とか、そういった小型の商品は一旦在庫として持つ必要があります。
なので、それを「ストックする場所があるかどうか?」の確認なのかもしれません。
この時点で、在庫を持たない転売やせどり目的の方は終了ですね。
「自宅開業の個人事業主」だからといって審査に落ちるということもないと思われます。
ちゃんと在庫を受け取る場所さえあればよいのでしょう。
ブログ主はオフィスを借りているので、その住所や場所やオフィス状況(在庫を置くスペースがあるかどうか)などを軽く説明しました。
「審査期間が1週間」ということもなく、トントン拍子で契約に至りました。
ま、そもそも有料の会員制ですから、そんなに審査は厳しくないと思います。
一般的な仕入れは、別に会費いらないですからね。
ただ、商品力の高い商品(よく売れる・利益率が高い)の仕入れは、取引契約のハードルも高いこともあります。
契約書あり
入会には契約書に署名捺印する必要があります。
契約書には収入印紙4000円分が必要で、負担する必要があります。
契約書の収入印紙は、建前上、「双方が折半する」らしいのですが、このルールは形骸化しているようで、今回は全額負担となってしまいました。
また、最近契約した企業は先方が全額負担してくれていました。
まぁ、よくわかりませんね・・・
ちなみに、契約書の内容は一行も読んでません(^^)
コスモスベリーズは歴史もあり信頼性の高い企業ですから、ユーザーに一方的に不利益なことをすることは考えらませんから。
えっ!?研修あり
コスモスベリーズの説明会に参加してから、数ヶ月後「悩んだ末」に契約に至りました。
しかし、説明会で説明がなかったのが「研修」です。
研修と言っても、コスモスベリーズの社員さんがやってきて、管理画面(在庫確認や発注するための専用ツール)の使い方について説明してくれます。
ネットショップを本業にしているので、別に説明なんてなしで使えるのですが、同社では一応決まりになっているのでしょう。
1時間ほど、こちらの質問などに答えてもらいながら話を聞きました。
この研修を受けてよかったのは、管理画面の使い方以外、説明書にもウェブにも載っていない業界の裏話、とまではいかないまでも、さまざまな事情が聞けたのが良かったです。
PB商品はかなり安いが・・・
ご存知、PBとはプライベート・ブランドの意味。
イオングループの「トップバリュ」や、セブンイレブンの「セブンプレミアム」、西友の「グレートバリュー」などなど、企業の名前で作った製品のことです。
コスモスベリーズ、つまり、ヤマダ電機のPBは「ハーブリラックス」
これ、すっかり、入浴剤とかアロマとか、そっち系かと思ったんですが、乾電池から冷蔵庫まで、ハーブリラックス・ブランドの製品があります。(なんてセンスのないネーミングでしょうw)
これブランドの仕入れ値が、実は、かなり良い(^^)
売れたら、しっかり利益が取れる設定になっています。
が!しかしです。
ハーブリラックスの商品ラインナップは、ネット販売不可!(爆)
うっそ~ん(*o*)
当店ネット販売専門だから無理ゲーってやつ。
「こっそり売っちゃえ\( ̄ー ̄)」という悪魔のささやきも聞こえたたり、聞こえなかったりしますが、バレたら強制退会ですから、やりません。
古い発注スタイルが残っている
コスモスベリーズの成り立ちなどを読んでもらうとわかりますが、もともとは、「街の電気屋さんのため」にできたボランタリーチェーンという仕組みです。
だから、ネット販売とは正反対とまではいかないまでも、「地方で電気屋をやってる爺さんでも発注ができる」レベルで、オペレーションが組まれています。
具体的には、FAX注文。
ほとんどの家電は、管理画面からクリック&クリックで発注できます。
でも、管理画面に登録されていない製品や大型家電の顧客直送の場合などは、FAXを使った在庫管理や発注になります。
これが実に面倒・・・でも仕方ない・・・
ちなみに、電話での在庫確認や発注はできません。
せどりはできるのか?
コスモスベリーズを使って「せどり」をやっている人や企業もいると思いますが、個人的には、あまりおすすめしないですね。
なぜなら、仕入れは「買取り」だから。
顧客直送できるのは大型家電だけです。
例えば、100インチの大型液晶テレビが売れたとしましょう。
そしたら、配送先の顧客住所などを記入してFAXで発注します。
配送は、一般の運送会社ではなく、「ヤマダ電機」の配送です。
だから、佐川やヤマトのように、細かく日時の指定や時間の指定ができないのはもちろん、配送スケジュールの混み具合によっては、「お届けが2週間後」とかになっちゃいます。
最近、大型家電の注文を処理しましたが、繁忙期らしく配送予約がなかなか取れず、結局、「価格コムで安いところを見つけて注文した。」ということもありました。
大型家電は、かなり利益が取れることも多いので、「それくらいの手間はいとわない。」って場合には良いと思います。
本気でやるならちょっと勉強が
大型家電はかなり良い仕入れができます。
でも、「リサイクル」について、ちょっと勉強しておかないと注文が処理できないことにもなりかねないです。
例えば、「洗濯機が売れた。」という場合、お客さんが現在使っている「古い洗濯機をどうするかどうか。」
洗濯機は粗大ごみで捨てられなくて、リサイクル券を買って、所定の処理場に持っていかないといけません。
自分で持って行くこともできますが、業者を利用する場合は、リサイクル券の料金と引取の料金がかかります。
大型家電を買ったことがある人は経験あると思います。
リサイクルの仕組みを理解したうえで、ちゃんとお客さんに伝えることができないといけないわけです。
「売れました。送りました。」以上、で済めばラッキーですが、後で、お客さんから「古い洗濯機引き取ってくださいね。」なんて言われたとき、処理方法がわかってないと大変です。
ま、家電リサイクルに関しては、洗濯機やエアコン、冷蔵庫など一部だけなので、仕組みをおぼえるのは、そんなに大変なことではないですが。