特殊な形状の商品を扱っていると梱包に困ることもあると思います。ホームセンターや大型事務用品店などに行けば、それなのサイズのダンボールや、多種多様な紙袋などが販売されていますが、それでもしっくり来ない場合は、オーダーメードで作るのがオススメです。
オリジナルを作れば、お店の個性をアピールできるのはもちろんですが、梱包作業の効率化が期待できます。商品に対して、梱包箱が大きすぎると、緩衝材を詰める手間やコストが発生しますが、すぽっと入れるだけで済んでしまう梱包箱を作れば、ウッドパッキンやプチプチ、エアクッションなども要らなくなります。
作り方の手順としては、希望する梱包箱のサイズを決めます。「縦20cm×高さ20cm×奥行き30cm」などです。そして、割れ物の場合は、ダンボールは厚めですが、割れ物でなければアマゾンお箱のような薄いやつでも大丈夫でしょう。
それが決まれば、適当なダンボール屋さんさんに見積もりを依頼します。ダンボールの価格は、1点あたりA社が200円なのに、B社は600円といった風な極端な差はないです。似たり寄ったりです。
見積もりを出せば、ロットあたりの単価を出してくれます。例えば、200枚単位の場合は1枚あたり200円、500枚単位の場合は160円といった感じです。一回の発注単位が大きければ大きいほど、1枚あたりの単価は下がります。ダンボールは100枚、200枚ととるとかなりかさばるので、梱包スペースを考慮して、発注すると良いです。
いちど、規格を作ってしまえば、後は、必要になったときに発注するだけで済むので楽です。工作感覚でベストな梱包箱を作ってみるのも楽しいですよ。