超久々にオフライン広告(新聞折込チラシ)の依頼がありました。「新聞の折込広告を入れたい。」という案件。
とりあえず、実行される前なので概要をメモっておきたいと思います。
今だからこそ逆張り成功
依頼主は個人事業主です。地元密着型というか、リアルな仕事なので地元周辺が商圏です。
マイナーな業界ゆえ、これまでホームページを放置しておくだけで、そこそこ仕事が取れていましたが、このご時世はちょっと厳しくなった、という状況です。
本来なら、ホームページをスマホ対応にして、リスティング広告にバンバン出していくってのがセオリーなんですが、、、
そもそも検索数が少ない。
これまでは、少ないながら、待っていればそれなりに仕事になったけど、正直不安を感じるレベルまでになってしまった。
そんな状況です。
冷静に考えると、そもそも検索数が少ないわけですから、いくらつぎ込んでも知れてます。
そこは、プッシュ型、つまり、検索だのみではなく、こちらから営業をかける的なマーケティングに出よう、ということになりました。
そこで目を付けたのが新聞折込チラシ。
朝日新聞に読売新聞、日経新聞など。ターゲット層が高齢なので、彼らにリーチするのは折込チラシが有効だよね。ってことです。
新聞折り込みチラシも簡単になった
一昔前は、新聞に折込チラシを入れたいと思っても、手続きがよくわからなかったり、ややこしかったり、わりと面倒だったんです。
でも、今はネットで一発です。
配りたいエリアを選択して、チラシを入れル媒体を選び、日程を選んで注文って流れです。
注文の後、チラシデータを入稿します。
一般的には、データ入稿と言えば、イラストレーターで作った「.ai」などで入稿するのですが、今回のターゲットはアナログ世代です。
ホームページを見て「問い合わせフォームからメールをする。」なんて選択はなく、とりあえず電話です。
そんな層には、イラレで作り込んだチラシよりも手書きが一番効きます。
手書きチラシの作り方
とりあえずイラレで作業しなくて済むのは楽です。
A4用紙を用意して、そこに手書きの広告を書いてPDF化。それをラクスルに入稿して、後は反応を待つのみ。
果報は寝て待てです。
ちなみに、ラクスルは、新聞の折込チラシをネット上から、楽々依頼できるサービスです。
ま~よく考えられたしくみです。
デジタルとアナログの融合。
手書きチラシでも一番重要なのは、ヘッダーの見出しですね。
「ハッ」と思わせるキャッチコピーで引き込みます。そして、次を読んでもらって、最終的には問い合わせをしてもらう、という流れ。
ハッと思わせるキャッチコピー
ハッと思わせるキャッチコピーの代表例は認知的不協和です。
度々話題に上げてますが、これはホントめちゃくちゃ効きます。正直、あまりいいたくないんですが、、、
「え!?どういうこと!?」と思わせるのが第一ステップですね。
詳しくは、認知的不協和をご一読を。
合わせて、オススメ本も紹介しておきます。
何度か紹介しています。まるで辞書のような分厚さの一冊です。キャッチコピーを考える場合は手元においておきたい教科書的な存在ですね。
川上徹也さんの著書も間違いないですね。とりあえずの1冊ですが、何冊か出ているので全部買っても、十分元は取れます。(ちゃんと取り組めば、ですが)
折込チラシの事例などが豊富にあり、高齢者、家族、奥様などターゲット別の訴求ポイントなども参考になります。
最近は、世の中ネットばかりなのでこの手の本はなくなりましたね。