起業は2種類。
1つ目は、医者に始まりネイルサロンなどスキル前提の起業。
2つ目は、ノースキルでスキルを身に着けながら起業するやつ。
ほとんどの人は2つ目じゃないですかね。
カフェで起業した人
知り合いでカフェを開業した人がいます。
カフェで働いた経験があるだけです。
それは、スキルとは言いません。
いや、あえて言うなら、3分の1のスキルですかね・・・
カフェで働いているときは、お店のオペレーションを回すだけで、経営やマーケティングにはノータッチです。
起業には、業務をこなす(オペレーション)以外、経営のスキル、マーケティング(集客)のスキルが必要ですから、彼は、オペレーションだけほんの少し経験があるだけです。
案の定じゃないですが、いざ起業してみたら経営スキルもないしマーケティングの知識も皆無。
かなり苦労しながらやっているのが手に取るようにわかります。
飲食店の起業はちょー簡単
料理するとか、誰でもできるじゃないですか。
こんな本があるくらい、トマトが切れるスキルがあればめし屋はできるんです。
起業ネタがない場合は飲食店ですね。
テイクアウトの唐揚げ専門店とかでも良いです。
とにかく、学歴も関係なく、たいしたスキルなしでできてしまうのが飲食店のメリットです。
もちろん、簡単に起業できるのでライバルは多くなります。
今、副業なり起業なり「ネット」ばかりじゃないですか。
その分リアルの起業って空白地帯にっている場合がけっこうあります。
場所によってはドル箱です。
飲食店を数店やってますが、常に物件は探しています。
「ここで唐揚げ屋やったら確実に儲かるな。」とか「ここは、お弁当やお惣菜がいけるな。」なんて場所がわんさかあります。
「なんでやらないの!?」って思うくらいですね。
当社も「これは!」という立地の物件を見つけた場合は、迷わず投資することにしています。。
「カフェがやりたい。」とか「唐揚げ屋をやりたい。」とか、そんなことは一切考えてないです。
「この場所で◯◯(業種)をやれば成り立つ。」というのを見つけたとき、その業種で出店します
業種関係なく、このスキルは絶対いる
「それスキル?」って思われるかもしれませんが、インスタやツイッター、youtubeなどで情報が発信できるスキルです。
それができない場合は、どんな起業をしてもダメでしょう。
飲食店なら、Googleビジネスを使えるスキルは必須です。
できればパソコンが使えると、すべてスピードが早くなってよいです。
つまり、どんな業種でも、起業するならパソコンが使えるスキルは重宝します。
「スキルがない」で起業すると楽しい
普段はShopifyでネットショップを運営し、飲食店も経営しています。
でも、チャンスを見つけたので、「スキルない。(知識もない。)」の状態で全然違う業種(リアル)を始めました。
いや~、毎回思うんですが「見通しが甘い!」。
「あなた、何年ビジネスやってんの?」と自分自身に聞きたいくらいプランが甘い。
簡単にプランを作ったものの、いざ稼働すると、けっこうやることが多くて時間や体力、そしてお金を食うんですよね。
「はいはい。やっぱりね・・・」と言う感じで、新しいことをどんどん吸収したり、想定外のトラブルが発生してそれに対処したり、そういうのを楽しみながらやっています。
(1)起業しました。
(2)すぐ儲かりました。
そんなうまい話はないです。
いや、2000年ころはネットショップはそんな感じでしたけど。
まあ、かなり例外ですね。
起業上級者!?
すでにある業種で起業するって、個人的には、あまりテンションが上がらないです。
「世の中にないビジネス」を作るほうが楽しいです。
その代わり、ビジネスモデルは0からの構築なので、すごく頭を使うんで楽しいです。
前例がないので、ネット検索をしても、書籍を探しても有力な情報がありません。
妄想だけですすめるしかないんです。
これがハラハラ・ドキドキ、スリル満点です。
最近作ったビジネスは、銀行から400万円ほど借り入れしてスタートしました。
なんとか2ヶ月で採算ベースには乗りましたが、今後順調に行くかどうかは不明です。
人生も山あり谷ありですが、ビジネスも山あり谷ありです。
起業する人は、そういったジェットコースターを楽しむ人だと思います。
「リスクを楽しい。」と思えない人は公務員向きですね。