日本国内のニッチなビジネスモデル

起業するにも新規ビジネスを立ち上げるにも、既存のビジネスモデルの研究は必須。

ということで、街で見かけた、いや、たまたま見つけた「これニッチじゃね?」と思ったビジネス例を紹介します。

とりあえず3つ(2023年大晦日現在)ほどですが、見つけ次第順次追記したいと思います。

運動会屋

コロナが落ち着いて、大きな企業では社内運動会のようなイベントを開催するところが増えてきたとか。

社員200人のITの企業が「運動会するぞ!」となったとき、「誰が企画運営する?」となると、全員イベントの企画運営など門外漢。

やってできないことはないけど、運営側に回ってしまうと参加できない。

そこで活躍するのが運動会屋。

外注ですね。

企画から運営、運動会で使うモノのレンタルなど一式について、丸投げされるのがお仕事。

「イベントの企画運営」という大きなジャンルの中で、運動会にジャンルを絞ったニッチなビジネスと言えるでしょう。

地方では、「イベント屋」が運動会の企画運営を請け負っているケースも多いのを見ると、BtoBで運動会屋が成り立つのは、少なくとも政令指定都市でしょうかね。

「ドライバー募集」などもあるので、体力系と企画などオフィス系の仕事に分かれそう。

フリーペーパー発行会社

あなたの地域にフリーペーパーはあるでしょうか。

フリーペーパーを発行する会社ってのも、まだ残っているんですよね。

残っているというとアレですけど、目立たず地味に、こっそり儲かっているのでは?と思っちゃいますね。

ビジネスモデルは簡単で、企業からの広告収入がメイン。

読みののなどを交えてペラい冊子を地域にポスティング。

社長、営業数名、ポスティングのバイトちゃん。

こんな小規模な会社は全国に無数にありそうです。

もし「私の地域にはそんなものねーぞ。」なんて場合、ブルーオーシャンかも?

プロ インタビュアー

プロとしてインタビューをし、そのコンテンツを配信する。

そんなプロインタビュアーとして活躍する早川洋平さん。

ご存知の方もいるかもしれませんが、podcastやyoutubeなどで、様々なジャンルで活躍する人にインタビューをしながら世界中を飛び回っています。

大ファンで毎日のように聴いてます。

彼の場合、ジャンルを絞ってなさそうので、派生型じゃないですけど、ジャンルを絞ったインタビュアーとか良いかもしれないですね。

世界中飛び回れて、ほんと羨ましい・・・

ブローカー

日本語で言えば、仲介する人。

不動産屋もブローカーで、仲介して、売手と買手から手数料をもらうビジネスモデルですね。

一般的に、不動産屋のことをブローカーとは言わないけど、「仲介手数料を取る」というビジネスモデルは市民権を得ています。

以前、ひとつ会社を作ったことがあったんですが、それは【知り合い】が持ってきたビジネスを元にしてました。

例えて言えば、知り合いが「化粧品販売したいメーカーがあるんだけど、代理店でもしてみない?」というふうに声をかけられたわけです。

「面白そうだ。」と思って、紹介を受けてビジネスを作ったんですが、その後、その【知り合い】が手数料を要求してきたんです。

しかも、一回ポッキリの手数料ではなく、ビジネスが続く間ずっと「売上手数料をもらう。」という要求でした。

「あわやトラブル。」になりそうだったけど、「そんな話は。出てなかったじゃないか。」ということで、【知り合い】には引き下がってもらいました。

このように、「ブローカー(手数料)目的を隠して近づいて(売上)手数料だけ取る。」なんて汚いやり方をする人もいるので、そこは注意ですね。

初めから「成約した場合は手数料を頂く。」という契約の上、仲介するビジネスであることがわかっていれば、トラブルはないでしょう。

ABOUTこの記事をかいた人

ゆるい起業家。ECや飲食、コンサル、投資*などをいろいろやってます。座右の銘は「のらりくらり」。*マルチやネットワークではない。まっとうな投資。