2020年からの国民あげてのコロナ騒ぎからネット販売がかつてないほどに絶好調となっているのは、ご存知のとおりです。
そこで、またもや、猫も杓子もネット販売に参入してきています。
2005年当時の雰囲気があります。
ところが、やはり、「やり方」をわかっていない人や企業は100%失敗しているし、わかっているお店は、スムーズに売上の流れを作ることができています。
さて、ネットショップで100%失敗しない方法・・・
それは、ネットショップをやらないこと!(爆)
やらなければ失敗もないですからね!
なーんて言うと怒られそうなので、まじめに考えていきましょう!
やり方はわかりきっている!
「ネットショップのやり方」ってのは、20年前はみんな手探り。よくわかっていなかったんです。
数撃ちゃ当たる式で、あれもこれも手を出して、みたいな。
でも、今は、ネット通販が始まって25年近く経った2020年。
ネットショップのやり方、セオリーは決まってきました。
「算数を始めるにはまずは九九から」。
そんな当たり前の中の当たり前のことがハッキリしてきたわけです。
だから、算数を始めるのに九九を無視してスタートする人は100%うまく行かない。
「なんで九九からやらないの?」って思いますよね。
知らないから・・・・
そうなんです。
「九九から始める」ってことを知らない人が、だいたい失敗している。
要するに知っているか知らないか。
ほんのそれだけの違いなんですね。
「基礎からやる」ってことを知らずに、いきなり「応用」に突撃するから、みんな玉砕してしまう。
基礎って何?
基礎中の基礎は、当然、「業界事情をしっかり把握する。」でしょう。
そのためには業界用語をちゃんと理解できること。
英語の学習では英単語を覚えますよね。
同じように、業界で使われる言葉は9割は理解していないと、現状や歴史を理解することもできないし、人の話にもついていけません(情報収集ができない)。
例えば、「SEO」などは、業界人だけでなくても知っていると思います。
でも、それだけじゃないのは言うまでもなく。
「CVR」「D2C」「ASP」「SaaS」「CPC」「CTA」などの省略後に始まり、「アイドマの法則」「ファーストビュー」「ページビュー」「ユニークユーザー」「カゴ落ち」「直帰率」などなど。
挙げるとキリがないですが、これらの単語は、英語で言えば「ディス・イズ・ア・ペン」レベルです。
英語の基礎単語も理解せず、「英語をマスターしよう」なんて、土台無理な話ですよね。
まずは、業界事情を理解できるよう言葉を覚えましょう、です。
ネットショップ業界は日々変化しているので、ネット情報が最高の無料教材です。
売れるまでの3ステップの理解
「ネットショップ作りました。」は、今どき猿でもできるくらいイージーになりました。(「猿」は「簡単である」の例えですよ。一応、冗談のわからない人向け・・・)
今どき、小学生だって自分のネットショップは「持て」ます。
「持つ」までだったら「観賞用」です。
作って眺めて萌える。
熱帯魚を飼ったり、プラモデルやジオラマを作って眺める。
それが目的なら、全然OK。
でも、ネットショップはお金を産ませる「ツール」ですから、このツールを使う技術を身に着けないといけないわけです。
そしてその技術を磨きに磨く。
「開店した」というのは、第1ステップに過ぎないんですね。
スタートラインに立っただけ。
第2ステップは、広告宣伝をして集客をする。
第3ステップは、リピーターを育ててお店を成長させていく。
シンプルな1、2、3ステップです。
しかし、ステップ1は猿レベルですが、ステップ2、ステップ3は、一気に人間だけができる高度なレベルになってしまいます。
集客はチョー簡単
「集客が大事」ってことは、ちょっと勉強している人なら知っていると思います。
実は、「集客だけ」なら、これも猿でもできるほど簡単なパターンがあります。
例えば、「コロナ怖い怖い。マスクがな~い。」と世間がバカ騒ぎしているときに「メルマガ登録でマスク10枚無料!」ってやれば、すんごい集客できるわけです。
でも、これは違いますよね。
わかりますよね~?
「マスクが欲しい人を集客して何するの?」って話です。
高額のツボを売りつける?
無理です。
家電を売る?
100%買いません。
「マスクが必要な人」は、「マスクが必要な人」であって、ツボも家電も必要ない。
集客は大事ですが、「集めるのは見込み客」ということです。
これも当たり前!
つまり、あなたが販売している商品について「お金を払う心の準備ができている人」「お金を払うことに抵抗がない人」が見込み客です。
そういった人を集めないと、いくら集客しても無駄。
じゃ、「見込み客」はどうやって集客するの?
これも意外に簡単なんですよ。
いろいろな業種があるので、当てはまるかどうかはわかりませんが、あなたのお店の見込み客は、「同業のライバル店を利用したことがある人」です。
わかりますでしょうか(^^)
これを言うと「アッ!」と、目からウロコが落ちる人もいるくらい、意外に気づかない盲点です。
例えば、あなたが「パンの通販」を始めるとしましょう。
見込み客は「パンが好きな人」です。
そこで、わざわざ見込み客を探し回らなくても、ライバル店を利用したことがある人を集めれば良いんです。
「パン専門の有名店A」を利用する人すべてが、そのお店の敬虔(けいけん)な信者とは限りません。
パン好きなら、オイシイお店があれば、どんどん開拓しますからね。
しかも、「パンを通販で買うことに全く抵抗がない」というのが大きな特徴です。
いくらパン好きでも「通販でパン買ったことがない」人に、最初に買ってもらうのは、なかなかハードルが高いんです。実は。
「パン」を、そのまま「あなたの商材」に当てはめて考えれば、見込み客がどこにいるか、かなり見つけやすくなると思いますがいかがでしょうか?
「客の横取り」というと聞こえは悪いですが、どこの業界でも、あったりまえに(ひそかに)やっていることです(^^)
ページ作り
ネットショップを作るのは簡単。
その結果、ネットショップは玉石混交状態です。
そんな、膨大なネットショップ群は2パターンにわけることができます。
それは「売れるページ仕様」か「売れないページ仕様」か。
具体的に言うと、ページを作る上で、「売れるよう考えられた」商品名、キャッチコピー、説明文、イラスト、写真を使っているか、そうでないか、です。
売れるためのキャッチコピーや説明文などは、関連書籍を読めば、わりと誰でも作ることができます。
イラストや写真、そして、今では動画も重要なコンテンツになってきています。
それらを総合して、訪問したお客さんが「買いたくなる」作りになっているか、ということです。
ページ作りについても、売れてるお店だけが知っている極秘ノウハウでもなんでもなく、書籍もたくさんでているし、ネット上でもたくさん書かれています。
超ポピュラーな例で言うと「松竹梅の法則」
プッシュして売りたい商品を、その価格より「高い商品」と「安い商品」で挟むことで、選びやすくするテクニック。
販売テクニックとして初歩ですが、「商品○○:1万円!」とだけ表示するより、あきらかに売れ行きが変わります。
このような販売テクニック駆使したページを作るのが、集客と合わせてやっていく作業のひとつになります。
リピーター作り
ページ作りもけっこう手間暇かかりますが、リピーター作りもなかなか大変です。
例えば、お客さんにも、新規客から常連まで、さまざまなランクがあります。
お客さんのランク別にメールを整理して、それぞれのランクに応じたメルマガなどを定期的に送ります。
ある有名コンサルタントによると、「リピーターの流出をできるだけ阻止する」のも売上げアップの1つです。
そうなんです。
常連になりつつあるお客さんも、気にかけず、ほったらかしにすると、すぐ浮気するんです。
つまり、よそのお店に取られちゃうんですよね。
だから、しっかり自社のお客様を囲い込む施策を、日々実施していくことになります。
昔は、「ネットショップ作った。売れた!\(^o^)/」で良かったんです。
でも、今は、完成がスタートなんですね。
これだけ無料教材があるのに
まとめです。
ネットショップ運営で失敗しない方法の概要でした。
概要ですが、かなりのボリュームになってしまいましたが・・・
繰り返しますが、英会話を始めるのに英単語を知らないと、どうにもならない。
同じように、EC業界でやっていくには、基礎単語や用語は9割以上はマスターしていないと、どうにもならない。
その上で、やっていくべきことをコツコツやっていく。
それに尽きます。
広告ひとつとっても奥が深いので、今、EC始める人は、1人前になるまで最低1年くらいは、みっちり取り組まないといけないかも知れません。
この業界の表面だけではなく、しっかり、裏面も確認しながら始めてください。
ちなみに、コロナのバカ騒ぎのおかげで、セミナーなどもオンライン(ウェビナー)で開催されることが増えました。
自宅に居ながら、EC業界の事情をタダで聞けるのは、かなりお得だと思いますよ。
ちなみに、この画像は2020年9月に視聴した、あるネットショップ開業サービスが開催した無料ウェビナーです。(Eストアーも無料セミナーやってますが、ライバル会社の1社ですねw)
業界ではスゴ腕のコンサルタントが、成功例をあげて「どういう施策を行ったか」ということを赤裸々に語ってくれました。
「そっか、月商1億とか達成するお店は、やはりそこまでやっているのか・・・」なんて、販売ページを見ただけではわからない裏事情が得られるわけです。
もちろん、こういったセミナーに出かけたり、ウェビナーなどを閲覧したりするに際し、業界の基本単語(専門用語)をマスターしていないと、話が理解できません・・・
日々新しい用語が生まれては・・・消えて・・・
という感じなので、ついていくのもなかなか大変ですが、一度英語が話せるようになると、たまに使う程度で維持できるのと同じで、ある程度知識ができてしまえば、どってことないっすよ。
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