大掃除グッズを探していると「地球洗い隊」というサイトに遭遇。良いネーミングですね。「地球」という言葉が入るだけで「エコ」な印象を持ってしまいます。実際、このサイトで販売されている商品は「とれる・NO.1」これも良いネーミングだと思いますが、サイト名にはかなわないですね。
お風呂のカビが気になる場合は「カビキラー」。これほど、インパクトのあるネーミングはないのではないでしょうか。ジョンソン(株)という外資の大企業ですが、他には「パイプフィニッシュ」も「どストライク」のネーミングですね。さすが大手外資です。
国内では、ネーミングといえばお馴染みの小林製薬。有名な製品以外も勉強になります。「チンしてこんがり焼き魚パック」や「メガネクリーナー泡シャンプー」、「シルバーキラッシュ」など。名前を読むだけで製品の特徴がわかってしまうのがポイントぽいです。ネットショップ名の付け方と同じですね。「熱さまシート」なんかは造語ですが、十分効果がイメージできます。
ベネッセの「いぬのきもち ねこのきもち」もヤバい。愛犬家や愛猫家(あいびょうか)の気持ちをがっちり掴むこと間違いないなさそうなネーミングですね。ベネッセといえば通信教育の進研ゼミですが、赤ちゃん専門誌の「ひよこクラブ」、妊婦出産、マタニティーの「たまごクラブ」などは、うまく比喩を使ったネーミングです。
日刊工業新聞が毎年行っている『読者が選ぶ「ネーミング大賞」』も参考になりそうです。検索したら第19回(2008年版)が出てきましたが、「芝耕作(乗用芝刈り機)」とか、「仕分け名人(ファイル転送ソフト)」などユーモアのあるネーミングも面白いです。しかし、住友生命保険の「バラ色人生(終身保険)」とかネーミングセンス光ってます。やはり、大手企業はプロのコピーライターの力ですか。
製品名ではなくても、「電話での無料相談サービス」や「メールでの無料相談サービス」(ショップサーブ)といったサービスは他社もまったく同じことを提供しているわけですから、ここにネーミングを投入することで、多少は差別化になるような気がします。