創業社長が社員に同じ熱量を求めるも、社員は、「それは無理っしょ。」と、どこかのSNSでつぶやく。
それが軽くバズってた。
「社長の給料が100万円で俺は20万円。同じ熱量求められてもな・・・」
そりゃそうでしょう。社長の勘違いってやつで、雇用ありきで起業すれば陥りがちなやつ。自分もそうだったことがあるかも。
ただ、かといって、じゃ「社員の給料を社長と同じ100万円にするから同じ熱量とパフォーマンス」を求めたらどうなるか?
これも不可能。
社員は基本的に給料の範囲ないでしか仕事をしない。まれに給料以上の仕事をする人材もいるけど、そんな人材がいたら大当たり。
ただ、そんな当たり人材も永遠に給料以上の仕事をするかというと、時間の問題。給料以上の働きが物心共に評価されないと、だんだんヘソを曲げてくる。
また、「業績が上がったらボーナス出す。」という口約束のインセンティブも、ほぼ無意味。そんなことで人が動いて業績をコントロールできたら、何社でも上場できるわな。
人を雇う、マネジメントは会社経営で一番むずかしく、苦労を伴うんじゃないかな~。マネジメントをコンサルする企業があるくらいなんでね。
ただ、マネジメントを「難しい」とか「苦労」と捉えてしまう性格の人はあまり向いていないかも。精神をすり減らしてしまう。
「社員など、ただの歯車だ。社畜だ!馬車馬のごとく働け!」くらいのメンタルや、社員が辞めようが、人の絡むトラブルや、ややこしい事態が起きても、大きな問題と捉えないくらいの鈍感力があれば、会社経営はやりやすいかもしれない。
もっとも、やりすぎると、恨みをかって命を奪われかねないので、その塩梅をうまく調整しないといけない。
とにかく人は面倒くさいので人を雇うことはやめた。やっぱり、社長おれ、社員おれ、これが一番だな。
「最近の若い子は権利(アルバイトの有給とか)ばかり主張する。」と知り合いの社長がぼやいていたのを思い出した。
ご苦労様です。(-人-)