通販事業(Shopify)をやる前は、ネット通販をするのが目標で、それは達成できました。
でも、それは若い頃だったので「勢い」だけで達成した感じですね。
今、中年になっても、たまに、ちょっとした目標ができることがあります。
年を取ると、若い頃の勢いは確実になるなるし、いろいろな方面で冷めた見方をするようになるので熱さもなくなるんですよね・・・トホホ。
とは言うものの、最近、目標ができて、どうやら達成できるモードに入っています。
なるほど、このモードに入ったら目標は達成前から「達成しかない。」と思えるようになったのでシェアしたいと思います。
まあ、陳腐なテーマですが興味ある人はどうぞ。
年齢性格によってやり方が違う
ネット情報にしろ、書籍にしろ、「やる気を出す方法」とか「夢を実現する方法」とか、あるいは「目標達成する人の特徴」など、いろいろ情報は飛び交っています。
例えば、「小さな達成で自分にご褒美を与える。」なんて見たことありますよね。
それがモチベーション維持に役立つ人もいるでしょうが、個人的には、何の役にも立たない。
「自分にご褒美」なんて発想もそもそもないし、「何ご褒美って?」って感じです。
人にプレゼントをもらっても1mmも嬉しくない性格だからでしょう。
このオッサンの例に見るように、特に、「性格」は目標達成と密接に関わっていると思います。
あとは、上記に触れたように「年齢」。
50、60になってもエネルギッシュな起業家などもいますが、一般人は年齢と共に、いろいろな部分で劣化し、エネルギーもなくなってきます。
先日は、起業が目標の30歳の女性と話しましたが、『「やりたい。」より「面倒くさい。」が勝っちゃうんですよね・・・。若い頃はそんなことなかったのに・・・』と。
これぞ加齢のなせる技。
色即是空。世の中普遍のものはなく、人もまた例外ではないということです。
自分の変化も客観的に分析することで、目標達成はしやすくなるのではないでしょうか。
目標達成の掛け算(図解)
人によって目標は多種多様だと思いますが、それを達成するには、この掛け算をイメージすればいいんじゃないでしょうか。
それぞれ必ず必要で、数値で言えば1以上が必要です。
どれか0だと結果もゼロ。
特に、大事なのはよく言いますが行動ですね。
面倒くさがりの人は腰が重く、なかなか行動しない。
これは、まさに自分のことなので痛いほどわかります。
でも、そこをちょっと腰を上げて、それこそ「窓一枚掃除する」といった行動を取ることで、そこから心理面に変化が出るんですよね。
窓なんか掃除したくないですよ。
掃除が目的ではなく、普段のルーチーンの中でやらない身体の動きをするというのが目的なんですね。
これは次の行動へのトリガー(引き金)になるわけです、
知識とスキルはセットのようなもので、「知識を使って何かができる。」のがスキル。
簡単な例で言えば、「テニスをする方法を知っていてテニスができる。」
ラケットが必要だという知識がなければテニスはできない。
シンプルな話ですけど。
知識
学生時代は「勉強」ということで知識を詰め込みまくっていたと思います。
でも、社会人になると知識を「意図的に」詰め込むということはしなくなります。
よく「社会人になっても勉強しろ。」なんて言われますが、目標達成ができるできないいぜんに、「行動しなくなる」原因のひとつが知識不足ではないでしょうか。
「AをすればBという結果が得られる。」と知っていて、そこに興味があれば行動しますしね。
最近、面白いことがあったんです。
これも20代の若い女性です。
「起業(副業)を始めたいけど、どうしてよいかわからない。何を聞いていいかさえもわからない。」といいます。
そこでネット検索したり書籍を読んだりすればヒントが得られるんですが、そういうタイプじゃないんでしょう。
まず相談にきた。(行動)
そこで、「あなたのような人たくさんいて、あれこれ、かくかくしかじか、やりながら進めている人多いですよ。」といった話に始まり、ちょっとしたテクニカルなことなども、あれこれお話していました。
すると、後半には目を見開いて「わぁ~見えてきたぁ~(゚∀゚)。」なんて言うわけです。
つまり、「次に自分が何をすればよいか。そして、今後、数ヶ月なり数年のプランがぼんやり頭に浮かんだ。」というわけです。
この図で言うなら、まず「行動」した結果、知識を得て、その知識で活動(スキル)する自分の未来が見えてきたということですね。
知識ばかりつけても頭でっかちになって動けないってことはよくありますが、その逆張りです。
世の中には知識スタートの人と行動スタートの人がいるのかもしれませんね。
スキル
スキルを例えるなら「料理のレシピを知っている。」だけでは知識。
「料理ができる。」というのがスキルですね。
ただ、スキルも、まずい飯を作るレベルから料理屋ができるレベルまで。
これはどんなジャンルにも言えます。
で、目標達成のためのスキルって、実は気づいていないものもあったりします。
「居酒屋を開業したい。」という場合、料理のスキルが必要になりますが、それ以外、「物件探しの知識やスキル」「店舗づくりの知識やスキル」「お店を運営するためのスキル」「接客のスキル」「アルバイトを扱うスキル」「税金関係の知識やスキル」などなど。
「居酒屋を開業して運営している」状態が目標なら、それらのスキルも全部必要になってくるわけです。
ネット通販で言えば、Shopifyでネットショップをもった。」これで終わっている人も多いんです。
そうじゃなくて、「広告のスキル」であったり「デザインのスキル」であったり、必要となるスキルは複数あります。
さらに、やっかいというか、「それもスキルなの?」というよなものもあります。
それは「問題解決のスキル」であったり「メンタルをコントロールするスキルであったり。」
想定外の事態に対処しないといけないこともあります。
嫌なことが続くとメンタルに影響をうけて、あきらめそうになったり病んだりします。
個人的には、ちょっとうまくいかなくなると、すぐに怠ける癖があるんですよね。
最初のうちは勢いよくやっていくんだけど、気に入らない邪魔(小さなトラブルや小さな問題)が入ることでやる気をなくして放置プレイ。
放置したまま数年とかザラにあります。
先送りも正解
「何かやりたい。(副業したいとか趣味を始めたいとか)」と思うものの、先送りすることはよくあると思います。
個人的には「先送りの人生」と自負できるくらい、何でもかんでも先送りするのが得意です。
で、性格によると思いますが、先送りしたことって、頭のどこかで気になっているんです。
それが、何ヶ月、何年か熟成すると「今がタイミング」という感じで、ある日突然目覚めるというか顔を出す。
そうなると、以外にすんなり処理することができたりします。
やりたくないことをやるのはストレスですから、やりたくないことは、もしかして、そもそもやらなくて良いことかもしれないし、とことん先送りすれば、熟成したタイミングで顔をだすかもしれません。
やりたくないことをすぐにやるのは間違いで、先送りが正解だったりするわけです。
ま、個人的な経験の話なんで人によって違うとは思いますけどね。
ちなみに、もうかれこれ7,8年くらい前に「これやったら面白そう。やりたいなぁ。やったほうがいいな。」なんて思っていたことがありました。
7,8年もですよ。
そんなことを思ったことすら忘れるレベルのことだったんですが、今年に入って急に「今だぜ。」と顔を出してきたんで、すんなり始めることができました。
つべこべ言わず、あれこれ考えず、自然と身体が動く感じです。
有言実行と不言実行
なにか目標を達成するとき「周りの人に公言しなさい。」とか「いや、男は不言実行」とか、いろいろ言われます。
どちらかにマッチする人はそうすれば良いですが、有言実行が合わない人はやらないほうが良いし、不言実行(自分でやると心に決める。)なんて、決め事をしてしまうのが苦手な人は、それもやめたほうがいい。
中庸【ちゅうよう】と言う言葉があるように、真ん中でよろしいのではないでしょうか。
現代の人は「良い悪い」「高い低い」「きれい汚い」となにかと白黒はっきりさせようとします。
これを二元論なんて言いますが、「ぼんやり、どちらでもない状態」もあってもいいじゃないですか。
個人的には完全に中庸派ですけどね。
人間は素粒子でできていて、素粒子は、まさにどっちつかず。
人の意思によって、例えば右へ行ったり左へ行ったり、ありは大きくなったり小さくなったり、変幻自在に変化するのが、物理的人間を構成している最小単位ですから。(あ、わかる人にはわかる話です・・・)
結果のイメージ
「目標達成した(成功した)結果をイメージせよ。」なんてのもよく聞きます。
これを鵜呑みにして「無理やり」イメージするけど続かないと思います。
無理やりだから、そりゃそうでしょう。
人は、おそらく、ですが、目標達成モードに入ってしまうと、結果のイメージなどは、なにか食べたいときに「牛丼」やら「カレー」「ハンバーグ」の映像が自然に湧いてくるように、自然発生的にイメージするのではないかと思います。
ま、これも個人的な経験での話ですが。